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第四話 ”風の証”風漸 ”大地の証”地海

「地海、こっちは片付いたぞ」

「そうか風漸。こちらもちょうど片付いた」

魔獣に突き刺さっている剣を引き抜いて言った。

「あたりへの警戒を怠るな!けが人は治療に専念しろ」

地海が風漸に歩み寄る。

「最近魔獣が増えてきてるな」

「増えてきてる?その程度じゃない。数週間前まではこのあたりに魔獣の出没情報なんてなかった」

「なるほど、これは天変地異かなにかが起きているということかねぇ」

「それも考えづらい。天変地異が起きて変化するのが魔獣だけなのはあまりにも不自然だ」

「ならば、誰かが人為的に魔獣を放っていると考えるに値するね」

地海が顎に手を当てながら言った。

「一体誰が……」

「あくまでこれは推論だが……察しぐらい付いてるだろ、風漸」

「宵の国か」


「明の国……」

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