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第三話 ”氷の証”氷刹

「今回は非番ですか?」

黄色の髪色をした雷轟が、水色の髪色をしている氷刹に話しかける。

「ああ、実際は国王の”護衛”という任務があるんだが、国王が一人でいいとおっしゃるからな」

「あの方は本当にしたたかな方です」

「雷轟……こんなところで油を売っていて大丈夫なのか?任務があるだろう」

「そういえばそうでしたね。では、また」

雷轟が背を向けて去っていく。

「本当にあなたという人は……」

氷刹は街を行き交う人の姿を見る。

「人類を滅ぼしうる力を持ちながら、それを使わず、人々を救うために” この力”を使う……」

空を見る。

「あなたは決して死なせはしない……」

その時、突然体がしびれるような感覚に陥る。

「まさか……」

氷刹は剣を携え、城へ走っていった。

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