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第二話 ”炎の証”炎帝
「炎帝」
緑色の髪をした男、風漸が赤色の髪をしている炎帝に話しかける。
「なんのようだ風漸」
「国王様からの言伝だ。出陣らしいぞ」
「了解」
炎帝は兵を連れて離れの小村へ向かった。
「炎帝様。今回の我々の任務は何なのでしょうか」
「今回の俺達の任務は魔獣の退治だ。最近現れたそれは村人の生活を脅かしているらしい」
「なるほど」
「……」
「どうかいたしましたか?」
「さがれ……」
炎帝、そして数多の兵の眼前にはおよそ3メートルほどの背丈の魔獣が鎮座していた。
「いくぞ魔獣!」
やつは炎帝に気づくと雄叫びを上げて彼に向かっていった。
「”炎の証”」
そう告げると剣と体から赤色のオーラが立ち上がる。
「焔‼」
切っ先はまっすぐ魔獣に向かっていき真っ二つに斬り伏せた。
「さ、さすが……炎帝様」
兵の一人がやっとの思いでひねり出した一言。
「これから村に近づくにつれて先のような魔獣。もしくはそれ以上のものが現れるかもしれない。お前らは俺が守ってやるが、最低限の民間人の保護と、自分の身ぐらい守ることは忘れんなよ」
「り……了解!」
兵は一同息を合わせて返事をした。
「時は近いぞ、ルシファー」




