表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
友達以上恋人未満ではないけれど  作者: 雲花エマ
先へ行かずに
89/145

本当の願い事

 毎年、七夕になる頃は妹のせいで近所のおじさんの家の玄関に短冊を飾らせてもらっている。とても気の良いおじさんで何でも書いて良いよ、と言ってくれる。何もない竹よりも飾られている竹の方が良いからと、わざわざ自分の山から良い竹を取って来てはそうしてくれている。

 今年もきっとそのおじさんの家の玄関には、その竹がゆらゆらと揺れるだろう。一人くらい願い事が増えても良いよな。

 毎年くだらない願いを書いて来たけど、今年はちゃんとしたのをお願いした。

『彼女の願い事が叶いますように』

 他の近所の子供達が書いた短冊と混じって、白見さんの黄色い短冊もオレの書いた青い短冊と同じように、この竹のどこかで揺れているだろう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ