前へ目次 次へ 24/145 ごめんの気持ち 何回、その言葉を聞いただろう。もう良いよ、と言っても紫桃くんは止めなかった。 落ち着かせる為に私の話を聞いてもらうことにした。 * 黙れ、ということなのだ。彼女が言いたいことは分かる。それでも謝ってしまう。 本当にダメな人間だ。 何にも関わっていない人間の方がまだマシなように思えた。 * やっと空き教室の椅子の一つに座ってくれた紫桃くんに向かって、私は話し始めた。これはとても長い話だ。アカネちゃんはお弁当を食べ終わると図書室に用があるからと出て行ってくれた。