表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
友達以上恋人未満ではないけれど  作者: 雲花エマ
亀裂
19/145

彼女の思い

 休んでしまった、高校に入ってから幾度目のことだろう。明日、学校に行くのが気まずい。だが、母親はそれを望んでいるから、行く。夕食後の一家団らんは残っている。だから、話す。

「本当は行きたかったな……、海外」

「初めてだもんね」

「そうなんだけど、飛行機が苦手」

「瑞穂、修学旅行、海外だったのに良かったの?」

「お金が戻って来るから、それでどこか行こうかな、一人旅」

 寂しい目をさせてしまった。親には小さい時から世話になっている。

 最初はただの悩み相談から始まったものだが、今では友達のように話している。

 特に母親は過保護になってしまった。

 空き教室の件も、過保護な親が先生に頼んでくれたのだ。高校だけは卒業しなさい、それだけが両親達の願いだった。兄は普通に接してくれる。そんな兄から見たら、紫桃くんは普通だろう。普通に大学に通い、友達とも仲が良さそうだ。もし、私にもそんな人が居たら、楽しかっただろうか。

 明日も元気に、家を出るまではそうしていよう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ