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友達以上恋人未満ではないけれど  作者: 雲花エマ
亀裂
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見つけた君

 あれから数日後の事だ。

 次に彼女の姿を空き教室で見た時、彼女はその後ろ姿しか見せてくれなかった。

「紫桃くんは知らないんだよ、いじめられたことがないから」

 赤根と喋っている。赤根とはよく笑う。それはそうだ。彼女達は『友達』なのだから。

「あ、紫桃君だ」

 赤根が先に気付いた。

 白見は気まずそうにした。俺の方が気まずい。

 自分のことを最優先に考えてしまう辺りが不味いと思っていても、どうしようもなかった。まるでクズ人間だ。

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