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戦国かよ!!  作者: ランポス
荷駄押し道中膝栗毛
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8

「誰あのミスターっぽい人は?」

「みすたあとは何方か分かりかねまするが、あのお方は殿が御曹司様にて兵部さまと仰る方でござる」


と左近。


なるほど、ミスターが到着するまでは、ミスターの子が仕切るのか


ミスターは会議が終わったら、ここへ直行だろう。

作業を急がないとな、職務怠慢とか言われてもつまんないし。


俺は柵作りの現場を任された。

と言っても土木工事の知識があるワケじゃないし・・・


あ、良いこと思い付いた


「おーい!

弥助さ!」

「なっ何じゃ?」

「柵作りとか分かんないから教えて!」

「仕方のないヤツじゃな」


呆れながらもテキパキ指示して、人足さんたちに作業を進めさせてくれた。

うん、このまま丸投げでもいいかな。

この人の方が、俺なんかより上手くやれそうだし。




「見回りいたすぞ」


一通り作業の指示を終わらせてから弥助さんが声をかけてくれた。


「おヌシも付き合え。

役目を覚えて損は無かろうに」

「おながいします」


連れだって歩き出すなり、弥助さんは話を続ける。


「荷駄押しの道中よりゃあ、此処の方が楽だでな。

よく見て役目を覚えるこったな」

「ここの方が楽なん?」

「おうよ、此処なら住吉の衆に襲わるる気遣いもないわい」

「ここは大丈夫なん?

どうして?」

「どうしても何も、先に着いた府中の衆が、もう城を取り巻いておるじゃろう、ほれ」


弥助さんは、そう言うと丘の下を見下ろした。

弥助さんの視線を追うと、正面の山には柵や小屋を建てたハゲ山が、でんっとこちらと向き合っている。


ふ~ん、あれが中塔の大根小屋ね

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