表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
戦国かよ!!  作者: ランポス
荷駄押し道中膝栗毛
PR
96/848

「誰あのミスターっぽい人は?」

「みすたあとは何方か分かりかねまするが、あのお方は殿が御曹司様にて兵部さまと仰る方でござる」


と左近。


なるほど、ミスターが到着するまでは、ミスターの子が仕切るのか


ミスターは会議が終わったら、ここへ直行だろう。

作業を急がないとな、職務怠慢とか言われてもつまんないし。


俺は柵作りの現場を任された。

と言っても土木工事の知識があるワケじゃないし・・・


あ、良いこと思い付いた


「おーい!

弥助さ!」

「なっ何じゃ?」

「柵作りとか分かんないから教えて!」

「仕方のないヤツじゃな」


呆れながらもテキパキ指示して、人足さんたちに作業を進めさせてくれた。

うん、このまま丸投げでもいいかな。

この人の方が、俺なんかより上手くやれそうだし。




「見回りいたすぞ」


一通り作業の指示を終わらせてから弥助さんが声をかけてくれた。


「おヌシも付き合え。

役目を覚えて損は無かろうに」

「おながいします」


連れだって歩き出すなり、弥助さんは話を続ける。


「荷駄押しの道中よりゃあ、此処の方が楽だでな。

よく見て役目を覚えるこったな」

「ここの方が楽なん?」

「おうよ、此処なら住吉の衆に襲わるる気遣いもないわい」

「ここは大丈夫なん?

どうして?」

「どうしても何も、先に着いた府中の衆が、もう城を取り巻いておるじゃろう、ほれ」


弥助さんは、そう言うと丘の下を見下ろした。

弥助さんの視線を追うと、正面の山には柵や小屋を建てたハゲ山が、でんっとこちらと向き合っている。


ふ~ん、あれが中塔の大根小屋ね

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ