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戦国かよ!!  作者: ランポス
【熱烈】小岩嶽城にようこそ【歓迎】
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69/848

10

その男はお構いなしで話し掛けてくる。


「先だっては、大変でございましたな。

したが、あの不埒な輩を取り押さえたお手並みは、 まことにお見事でございました」


「あ!」


思い出した、完璧に

つか、まだこの郷にいたの?


男は、あはははは、と高笑いした。


「思い出していただけましたかな?

手前は小間物を商っておりまして、佐吉と申します。

以後お見知り置き願いたいものですな 」

「あの時は加勢してもらっちゃって、ありがとうございました。

でも、俺なんかと知り合ったって商売の役には立たないんじゃ・・・」

「なんのなんの、手前の商いは目利きが肝要にございますれば。

手前の見ますところ、俊之介さんは、これからもっと値の上がる御仁でございましょう」


なんのこっちゃ


「つか何で俺の名前を?」

「ああ、それは古厩さまにお聞きしまして」

「あ、なるほど。

そいで、何でまだこの郷に居んの?」

「図書さまに留め置かれておるのでございます」

「なんで?」

「それはちょっと手前の口からは・・・

まあ、いずれ俊之介さんにも図書さまからお話がございましょう」

「ふ~ん」


あまり言えない話なんかな

まあ、俺には就職試験とかで無いなら関係ねーし

ちゃっちゃと終わらして、帰ったら瓜食おう


まさかヤツら、全部食っちゃったりしないよな?




ちょうどその時、目の前の襖がカラリっと軽い音をたてて開いた。

顔を出したのは若いサムライだ。

俺と佐吉さんが注目する中、そのサムライが声をかけてくる。


「俊之介とやら、殿がお呼びじゃ。

ついて参れ」


ヤバイ、なんかドキドキしてきた。

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