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戦国かよ!!  作者: ランポス
【熱烈】小岩嶽城にようこそ【歓迎】
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「大丈夫、練習の時に走れたんだから、あれと同じように走ればいいよ」

「じっじゃが、もしもワシが負けたら・・・」

「俺は小平太さを信じる。

だから小平太さも俺の言うことを信じてくれ」


小平太の目に光が宿った。

いつもの小平太だ。




「うむ、心得た」


そして等々力の五郎兵衛に並んで立つ。


「仕度は良いか、五郎兵衛殿」

「ふん、逃げなんだのは誉めてつかわすぞ」


2人が並んで立つのを見届け、俺はイケメンの新三郎に声をかける。


「新三郎さ、合図をお願いします」

「うむ、承知した。

して、どのようにすれば良いのじゃ?」

「はい、2人が並んだところで手を叩いて合図をしてください」


それから俺は、小平太と五郎兵衛に声をかけた。


「新三郎さが手を叩いたら走り出すこと。

その先の1本杉を手で叩いたら、折り返してここに戻ること。

OK?」

「おっけえじゃ!」

「あい分かった。

早よういたせ!」


俺は新三郎にうなずいてみせた。

うなずき返した新三郎が、2人に向かって号令する。


「各々がた、仕度は良いか?」

「おお!」

「早よういたせ、待ちかねたわ!」

「では、各々がた、駆けられよ!」


ぱんっ


手の音と同時に、2人とも土くれを蹴あげる勢いで駆け出した。

駆け出した2人の姿に、周りの見物人から、ほう、と吐息が漏れる。


「早いのう、流石は五郎兵衛殿じゃ」

「いや、小平太も中々じゃぞ」


五郎兵衛は確かに早かった。

ばんえい競馬みたいな力強い走りだ。

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