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戦国かよ!!  作者: ランポス
【熱烈】小岩嶽城にようこそ【歓迎】
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「ぜんたーい、止まれ!」

「ひいふうみいよ!」


ザッザッザッザッ


うん、やっと揃ってきたな。




見上げると、よく晴れた空に刷毛で描いたような白い雲が浮かんでいる。

小屋の裏手の空き地には、10人ほどの若いサムライ達が1列に並んでいた。

みんな俺とタメぐらいのヤツらだ。

小平太と始めたサッカー教室に、ここ数日で参加希望者が殺到したんだよね。

詐欺まがいを捕まえた話が、どう尾ひれが付いたのか、おかしな武勇伝になって広まってるらしいんだが。

ここは田舎はだからなぁ。

噂の伝わり方が早いんは、今も昔も変わらんね。



「今日はここまでにしよう。

お疲れ様っした。

みんな解散ね」


サッカー教室の始めと終わりには、必ず歩き方の練習をしてるんだ。

俺の声を合図にして縦列が解け、口々に雑談が始まる。


「ワシは初めて顔を出したが、なるほどさっかあとは、まことに面白きものじゃなあ」

「さよう、じゃがなあ、これでまことに強うなれるものかのう。

ワシには修練という気がせぬのじゃが」


「おーい!

手と足の動きに注意して!」


みんなの動きを観察しながら指摘してみる。


「右足と左手、左足と右手だよ!」

「あ、おお!

そうじゃった、しかし中々難きことよな」

「う、うむ、我らの知る武芸とは、手の舞わせ方足の踏み方、ことごとに異なるでな」


ふふ、みんな困惑してるみたいだな。

でもこれは、必要なことなんだ。

そもそも歩き方からして、どうも現代人とは違うっぽいんだからさ。

まあ、長い間の習慣でそうなったんだとしたら、それはそれなりに意味のあることかもだけど、それじゃあ、あんまり早くは走れないんだよな。

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