表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
戦国かよ!!  作者: ランポス
奥義炸裂!!
PR
29/848

インテリくんに促されて目を向けてみれば、ここらじゃまあまあの御屋敷じゃないですか。

ただし、オオネゴヤとかではない。

オオネゴヤの下にある集落の中心だ。

掃除の行き届いた径を通って、開け放たれた玄関に立つ。


「御免!

兵衛さまは、いらっしゃるかな」

「へえ、どなたさまですかいの?」


インテリ和尚が一声かけると、声とともに足音が聞こえ、屋敷の角をまわって男が出てきた。

げん爺みたいなしわくちゃオヤジだ。


「おお!

これはこれは和尚さま、ようこそおみえになられました」

「うん、子細が有ってまいったのじゃ、今日は兵衛さまもいらっしゃるはずじゃが」

「へえ、殿は、今日は折よくいらっしゃいますだ。

今お伝えしますで、さあさあ中へ」




ずいぶん腰の低いオッサンでやんの。

まあどうせ、俺にじゃなくてインテリ和尚になんだろうけどさ、ふん!

インテリくんは、いかにもインテリらしく、勿体ぶったしぐさで草鞋を脱いでいる。

俺も痛む足から、ひーこら言いながら草鞋を外した。


「おや、怪我をなされたか?」

「ええ、まあね」

「ほう、これはこれは・・・」


オッサン、もの珍しそうに俺の足をじろじろ見てやがんの。

感じわるっ。

そこへインテリ和尚が口を開いた。

なんか余計なことを言われそう。


「ご覧のとおり、ひ弱でしてな」

「くっそ、やっぱ言いやんの」

「まあ、どんな暮らしぶりをしてきなさったか知らんが、幾度か爪でも剥がすうちには一丁前の足になるじゃろ」


そう言うとオッサンは、さあこちらへ、と先にたって歩きだした。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ