↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界で最強になったので、世界の片隅でひっそり暮らします  作者: 南蛇井


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
106/131

Scene2 夜の花火

祭りも、終わりが近づいていた。


広場に残っていた料理も少なくなり、村人たちの声も少しずつ落ち着いていく。


そんな中。


夜空に、一筋の光が上がった。


――ドンッ。


大きな音が響く。


悠が顔を上げる。


夜空いっぱいに、光が広がっていた。


「……」


花が咲いたように広がり、すぐに消えていく。


続けて、また一つ。


――ドンッ。


夜空に光が広がる。


悠は、黙って見上げていた。


隣でリアが呟く。


「綺麗だね」


「……うん」


また一つ、花火が上がる。


悠はしばらく黙っていた。


そして。


「……初めて見た」


リアが悠を見る。


「そうなんだ」


「……うん」


それ以上、リアは何も聞かなかった。


悠も何も言わない。


ただ二人で、夜空を見る。


光が広がる。


消える。


また上がる。


その繰り返しを、悠は静かに眺めていた。


やがて。


最後の花火が夜空に大きく広がる。


ひときわ大きな音が響いた。


そして。


光が消える。


静かになった夜空を、悠はしばらく見上げていた。


祭りが終わった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。