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7-20


 全てに気が付いた瞬間、血の気が引いた。

 事実、向かいに座る先輩が手を差し伸べなければ、私はそのまま椅子から崩れ落ちて床に身体を身を投げていただろう。


 ――致命的な誤認をしていた。



 いつの間にか私はオーディリア先輩とソーディスさんの才覚を恐れるが故に、もし私のことを騙したり陥れたり、あるいは策略にかけるのはこの2人だけだ、と知らず知らずのうちに無意識的に評価していたのだ。

 手がかりは無数にあったのにも関わらず、私は全てを見落とした。



 『――人造繊維にシェアを奪われているわけではないもの。ウチの商会で作っている布地は一般大衆向けのものだし今のところ棲み分けは出来ている』……これは、私がルシアと最初に話をしたとき――初等科入学後のオリエンテーションで聞いたことだ。

 ルシアと交友が始まったのも、その後に製紙事業の計画で手痛い経験をしたのも全てここが起因であった。そう、リベオール総合商会がこの国の基幹産業である繊維産業の代替となる事業を探していたことなんて私は最初から知っていたはずなのに。



 『――繊維業の育成と言って大量に雇用したのはいいけど、雇った人間は別に職人でも何でもない素人を金で釣っただけで、とても対外輸出に仕えるような品質の糸や布が作れるわけないわな。だが、それでも国は繊維の輸出を国策として進めている』

 これは5年前の『森の民金融恐慌』への対策について、魔法青少年学院時代にラウラ先輩から聞いた話。

 5年前の経済恐慌への対策として繊維産業への注力が為されていたことも私は知識として知っていた。で、あればこの国が『繊維』という単一産業の趨勢によって大きく左右されてしまうことなど少し考えれば分かるはずなのに。



 『聖女の国、次点で賢者の国辺りが、特に錬金術に秀でています。もっとも我が国も、分子錬金学などでは業績を遺しているらしいですが。

 ――ほら。あなたの知っているもので言えば人造繊維のナイロン。我が国の財団法人の研究所で生まれたものですよ』

 魔法青少年学院での『卒業研究』でごたごたする直前、聖女の国の評価をオーディリア先輩に聞いた際に返ってきた答え。私は、錬金術と繊維産業が密接に関係することを知っていた……なのに。



 『――ナイロンってあの人造繊維の高級品ですよね!? ……ああ、ごめんなさい、ごめんなさい。そんな高価なものとは知らずに気安く触ってしまって……』

 『あれ? ……でも私達の制服もナイロン製じゃなかったっけ。魔法爵育成学院に入るときに仕立て直したときには、3年前に作ったときよりも安くなってたけれど』

 魔法爵育成学院に入学したての頃のローザさんとの会話。ナイロンという化学繊維が高級品――少なくとも中流階級以上向けの品で使われている素材であることは事前に知っていた。

 しかも、そのナイロンを使っているはずの魔法使い女子制服の価格が低下しているという事実すらも、私は掴んでいたのに。



 『ねえ、イダリア。あなたの地元のローヴェクセル州で新しい錬金術工場が作られているらしいわね』

 『――今回の拡張は地域生産複合性を高めただけなんだけど……。って、いやいや――』

 イダリア先輩の故郷で錬金術の染料生産工場が拡張された話。染料なんて被服分野に密接に関わるはずで、そこで大規模な工場が作られたとなれば、必然何らかの理由があったはずなのに。私はそれすらも見落とした。



 『――水族館の強化硝子(ガラス)を割り破ることなど出来ないよ、何せこの硝子は我が社が賢者の国の有数の重工業企業であるポルボ・セレア社より買い取ってきた、賢者の国の最新の鉄道車両・航空機にも使っている最先端の強化硝子ですからね』

 ローザさんと一緒に水族館へ行ったときに、そこの学芸員で路面軌道会社の偉い人で片翼党員であったシギマーさんから聞いた話。賢者の国が錬金術先進国であることを覚えていれば、このガラスの技術革新が何らかの錬金術分野の発展によってもたらされたものだと……そう気が付くことは出来なかったであろうか。



 そして、決定的なものが1つ。


 『素材の表示は本物だけれど……商標は偽造されているわよ、これ。どこで買ったのよ』

 『服はちゃんとしたお店で買わないと駄目よ、ヴェレナ。近頃は偽造品が増えているのだから――』


 つい先日、バザールで安値で売っていたパステルカラーのカラフルボーダーのワンピース。これをルシアに見せたときに商標偽造の模造品であると断定したあのとき、確かにルシアは素材は本物(・・・・・)だと語った。

 ――このワンピースの素材は、化学繊維のナイロンが使用されているのにも関わらず。



 私は、最早居ても立っても居られず、オーディリア先輩のことすらも気に掛けることも出来ぬほどに余裕を無くして席を立ち、その足でルシアの家に押し掛けることを決意していた。



 私達が、アプランツァイト学園の高等科生徒会選挙で戦い合っていたまさにそのタイミングで。

 ずっと、ルシアが危惧していた化学繊維の暴落が発生していて。


 この国……森の民の基幹産業であるはずの繊維産業は、実は既に壊滅的な被害を被っていたのでは無いだろうか。



 それは、すなわち。先の『森の民金融恐慌』などとは比べるまでもない。

 ――破滅的な経済混乱の開口・・、それがこの国を襲いつつあるのではなかろうか。




 *


 アポイントも事前連絡も無しにルシアの家を勢いのままに訪ねたが、ルシア側はその私の訪問を予期していたようで、とりあえず客間に上がるように、と伝えられる。


 その全く動揺を見せない様子に逆に意表を突かれた私は、ルシアが案内するままに窓の存在しない2階の応接室――防音部屋へと連れて来られた。


 ここに入るのは2度目だ。前は『森の民金融恐慌』の発生直後。どちらも経済恐慌関連とは何という因果か。

 そして部屋のテーブルの上にはお茶と洋菓子――ぱっと見たところティラミスだろうか――が置かれている。


「まあ、とにかく座りなさい、ヴェレナ。

 あなたの好きなジャスミンティーを用意しておいたから、取り敢えず落ち着きましょう」


 この時点でルシアは私が来ることを事前に把握していたことが確定する。が、一体突如飛び出した私のことをどうやって認識したのだろうかと考えて思い至る。

 オーディリア先輩が私と話し合う前の段階でルシアに一報入れていた、ということか。それなら辻褄が合う。


「……何故私に知らせなかった、という顔をしているわね」


 私にありあり見られるであろう不満の表情を察したのか、お互いジャスミンティーに口を付けた後の初の言葉はそれであった。


「……まあ、ね。リベオール総合商会から上がってくる情報は私に回してくれるという約束だったし、錬金術分野に関しては『吟遊詩人面会』の後から重視していたはず。

 私から、そのことを指摘できなかったのは落ち度だとは思っているけれど、約束を果たしていないのはルシアの方じゃない?」


「あら? 忘れていないかしら。ヴェレナ?

 ……その情報提供の取り決めは、リベオール商会に不利益にならないものだけだと、そういう話であったはずよ」



 その取り決めについては私も覚えている。でもそうなると……。


「……ってことは、私に錬金術や化学繊維の情報を渡すことがリベオール総合商会の不利益になるってこと?

 そういう姿勢だと『森の民金融恐慌』のときみたいになったら、前みたいに意見の摺り合わせが出来なくなるのだけれども」


 リベオール総合商会として私に求められている価値は、おそらくその部分なのでそちらが協力的な姿勢を崩すのであれば、こちらにも考えがあるという脅しも兼ねての発言を行う。

 まあ、このくらいは私とルシアの間柄であればブラフに近い……


「ええ、まさにそういう話よ。

 今回発生した(・・)『世界繊維危機』について、リベオール総合商会は特に政府に介入しない、と決定を下したのですから」


 ……前提が崩れた。

 ルシア……というか、リベオール総合商会は、以前とは異なり既に経済恐慌を止める意志が無かったのである。




 *


「何故、『森の民金融恐慌』のときには積極的に金融不安が広がらないように動いていたのにも関わらず、今回は放任することになったの?」


「大前提として。前の『森の民金融恐慌』は流言による銀行の休業という自国内で完結した問題であったけれども、今回は錬金術技術の発展と人造繊維の廉価化が引き起こした世界規模の経済問題よ。

 如何にうちが大商会とは言っても、規模が以前とは違いすぎるわ」


 ……確かに化学繊維の価格低下については10年も昔から分かっていたことである。が、技術革新による価格低下を防ぐ手立てを見出すのは中々に厳しいというのは道理だ。しかも、それを国レベルではなく一商会単位で成し遂げようとすれば無理難題であるという面は理解できる。


「そして。リベオール商会はこの事態に備えて準備はしてきているつもりよ。

 製紙事業の一件もそうだし最近不動産に手を出したりと、事業を多角化する試みはずっと続けてきているとお父様から聞いているわ。

 被害は勿論受けるでしょう。曲がりなりにもリベオール商会の主軸に『工業』があるのだから。でもずっとそれを覚悟してきたから無対策の他商会と比較すれば傷をずっと小さくできるわ」


「でも……それだと。

 この国の基幹産業である繊維産業が深刻な打撃を受ければ……大変なことに……」


「――ヴェレナ。肝心なことを忘れていないかしら?

 私のお父様が働いているのは『リベオール総合商会』という企業であって、慈善団体では無いのよ」


 そうであった。前回、『森の民金融恐慌』を防ぐ立場に立ったのも、全ては利害関係があってこそ。あのまま放任するよりは『経済産業連盟』を通じて意見を発した方がリスクを分散できるからという企業判断があったからに他ならない。

 加えて言えば、今この場にルシアしか居ないこと――直接意見を伝達できる立場にあるルシアの父であるベックさんが今回は居ないことからも、私の意見を商会上層まで通す意志が無いと見ることも出来る。

 つまり、もう私が何を言っても――リベオール総合商会としての意見は翻らないのだ。


「……それに現政権のウェンデリン・コンラッド首相は確かに財界出身の人物であったけれども、多元民衆党に在籍しているのよね。

 うちの商会は野党第一党の森の民国民同盟を支援しているし、何より首相自身が財政健全化政策に舵を切り出したから、もう首相を助ける理由が無いのよ」


「あれ……でも、『森の民金融恐慌』のときは……」


「あのときは、財政出勤で対応することが決まっていたじゃない。

 何より、その当時はまだ民間人入閣の財務大臣でしか無かったし」



 すなわち。

 リベオール総合商会をもってしても対応できる規模ではなく、介入することで商会に利益が出来たりリスク回避が出来たりするわけでもなく。更に政治的状況からも経済恐慌を阻止する理由も無い、と。その上で自衛策は十二分に練っているとなれば、成程確かに、無理をして国政に関与する形で未然に防ぐ動きをしなくもなるか。


 5年前の『森の民金融恐慌』とは全く形が異なるということに、ようやく納得がいった。


「……ちなみに、どのタイミング繊維を起因とした恐慌が発生すると、確信したの?」


 そして気になっていたことを尋ねる。すると、ルシアは立ち上がり部屋の片隅に乱雑に置かれていた新聞記事を取り出して、私に見せる。


「『複数反応水槽を用いた溶媒の消費軽減法』……? なにそれ?」


「ナイロンを作成する際に消費する硫酸溶媒を減らす技術。

 それを『聖女の国』の企業が発表した、ということが取っ掛かりよ。無論緩やかであった価格の推移が実際に大暴落のような目に見える形になったのは、ほんの最近だけれども」


 ちらりと新聞記事の日付に目をやれば2年前。私が魔法青少年学院2年だったときのものである。そんなに前から覚悟していたのか。

 ただ私に対して情報統制が行われたのは生徒会長選挙の話があってから。これはリベオール側が不介入を決めてからの時間稼ぎ策と見た方が良いか。

 そしてもう1つ、別の事実にふと気が付く。


「……でも、リベオール総合商会の判断と、私に恐慌の情報を流さない……というのは別問題じゃない?」


「そうね、流石のポンコツのヴェレナでもこれで誤魔化すことは出来なかったか……」


 今でもポンコツ扱いなのか、私……。


「ちょっと今はそれは関係ないでしょ――」


「いや、大いにあるわ。

 だって、あなた。経済危機が発生することが事前に分かれば、『それが自分の使命だ』とか、『事前に分かったのであれば防がなくてはならない』みたいな、良く分からない正義感で動きかねないじゃない」



 ……図星であった。




 *


「だって、不景気で失業者が溢れることは悪い(・・)ことだし、それで治安が悪化するのも悪い(・・)ことじゃない。

 それを未然に防ぐために行動することは別に何も悪くは――」


 ルシアはそんな私の発言を途中で遮る。


「悪いわよ。

 そうやって行動して失敗したときのことをちゃんと考えている? あなたの専門的な見地にも経験にも基づかない素人意見が正しいという保証は何?

 そしてそのあなたの行動の責任は一体誰が取るのかしら?」


 問題の本質は10年前の初等科1年の製紙事業と一緒だ。

 結局あれから10年経過した今でも私は何も成し遂げてはいないし、身分としてみれば一介の学生でしかない。


「……いや、そういうことが言いたいわけじゃないの。もっと単純に。

 ヴェレナ。あなたの行動はリスクと見合っていないのよ。


 今回の恐慌でヴェレナの家族は失業するのかしら。あるいは友人である私達はそれで没落するとでも思ってる? ……そんなわけないでしょう?

 見えない第三者に手を差し伸べてようとしているわけでしょ。そこまで手を伸ばす必要なんて無いじゃない」


 このルシアの言葉に対する反論はすらりと出た。



「――だって、『選ばれた者は、その役割を全霊を持って応える必要がある』から……」


「……10年前の製紙事業のときと、同じことを言うのね。

 聖書の一節でしょう、それ」




 *


「正直に話せば。

 ……『森の民金融恐慌』のときに話した『特定の経済圏でのみ補助金をかけ、その圏外には高い関税をかける』という対処法。

 あれなら、今回の被害を防げたかもしれないわね」


「えっ……」


「……さて。

 もし、その私の考えが正しかったら、ヴェレナはどうするかしら?」



 意図が読めなくなったがルシアから今回の経済危機への対症療法策を提示された。私がそれを国策として実現するために、リベオール総合商会の伝手を頼らずに出来ることが何かあるであろうか。

 政府中枢に手を伸ばす手段は……無いはずだ。となると私に使えるコネクションは……。

 そして私は開口する。


「……王子と同級生であるから。王子に経済対策の必要性を訴えかけて王家を動かす……」


 言ってから気が付いたが、意外と実現可能性が高いのではなかろうか。

 あの誰よりも王子たらんとする王子であるアマルリック王子は、必要とあればその政治的プロセスの常道を無視しながらも、王家の独断専行と批判を浴びぬだけの手腕を有している。

 それはオーディリア先輩と魔法教育統括部総務部長とともに、魔法爵育成学院の教育制度改革に参画している点からも明らかだ。


 そんな彼を動かすことが出来れば、首相や政府という政治機構を飛び越えて対策を行うことが出来る……のでは?



「――で、ヴェレナは本当にその方策を取るつもり?」


 言われて思わず閉口する。

 ここで思い出したのは、私の監視役であったオートバガール魔法準男爵の言葉。

 『――如何に貴方の述べることが正しく、多くの人救うことが出来る手段を提示したとしても。王家の守護者たる近衛の逆鱗に触れることは間違いないでしょう』……その言葉は果たして今のような状況を想定しての言葉であったのだろうか。


「それをすれば……私は決定的に近衛兵と対立する……」



「分かっているじゃない。

 ――確かに、敵を増やしてでも断行しなければならない時があるとは思うわ。私もそこまで否定はしない。


 けれど。それが果たして、今なのか。……それを良く考えることね」



 ここで、近衛兵を敵に回したとしても。

 まず王子が私の意見を受け入れるかどうかは分からない。ルシアが有用性を担保しているとはいえ、それがそのまま王子が鵜呑みにすることを意味しては居ない。

 仮に、それで王子が受け入れたとしても。その方策が上手くいってこの国が救われる保証もない。

 そして。全てが上手くいったとしても。結局近衛兵から反感を持たれるという事実は変わりない。彼等の一派は政策の是非ではなく、そもそも王権が世俗的な権力を行使することそのものに反対しているからだ。それは王家が政策に答責を問われる立場になるため。だから革新主義者として警戒されている私が交渉をした時点で敵対は免れない。

 そして、今私は魔法使い上層部の庇護下に無い。かの魔法準男爵を使役していた前任の魔法大臣であるクロドルフ氏であれば、何だかんだで私の父の友人でもあったことから私のことをなにかと気にかけていた。が、今となってはそれもない。


 もし私が近衛兵勢力と決定的な対立に至ったときに、魔法使い側は私のことを切り捨てる可能性がある。退校処分だとか、転校だとかを駆使して王子から遠ざける手段を取ることは考慮せねばならないだろう。

 しかし。この王都にあるガルフィンガング魔法爵育成学院の兵部から外れて分校に移ると魔法使い内部における出世レースからは明確に外れることを意味する。



 ――私の目的が何であったか、改めて考え直せ。



 私の目的は、『敗戦』を回避すること。


 繊維産業が引き起こす恐慌を防ぐことでは……無い。


 そして私は再び開口する。


「私は……動かない」


 ……行動しないことを選択する。それが正しいのかどうかは分からない。ただがむしゃらに突っ走っていった方が良い結果を生み出したかもしれない。でも、私は自分の意志でもって決断をした。


「――ヴェレナ。

 この先に何が起ころうとも。あなたが行動しなかったことを原因だとは誰も考えないわよ。いえ、ルシア・ラグニフラスとリベオール総合商会の名において、誰にもそのような戯言を言わせないと……確約する」


 そして、2人で今まで手を付けていなかった洋菓子――ティラミスに口を付ける。

 スプーンを容器の底まで潜らせると何やら異なる感触をスプーン越しに感じて、そのも含めて口にする。


 ああ、この底の少し硬い層は。グラノーラを押し固めて作った生地だ。ティラミス自体のビターで濃厚なテイストと調和して口の中を整えている。



 そう。私は、グラノーラティラミスを口にしたのだ。……『森の民金融恐慌』のときには食べることが出来なかったそれ(・・)とは若干作り方が異なるものであったとしても。


 今回は、口を開き食したのである。


「――ねえ、ルシア」


「なにかしら、ヴェレナ?」



「……ううん、何でもない」




 *


 ――そして、この年。

 全世界では800万人以上。我が国、森の民でも最大で50万人余の失業者を出す記録的な大恐慌が訪れる。


 森の民、その破滅への序章は――確かに開口したのであった。



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まさかプロローグで流されてた新聞の一部による複数反応水槽の特集が伏線だったとは!
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