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虹とロン毛  作者: かいちょ
第1章 自然との日常
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第35話 かいちょとのお散歩

24歳になったばかりのロン毛は、昼過ぎにスマホを眺めていた。


ロン毛「かいちょ、大阪から帰ってきたらしいな。」


ロン毛はかいちょにメッセージを送った。


ロン毛『暇? 散歩しね?』


数秒後と言いたいが実際は0.2秒位で


かいちょ『行く』


ロン毛「早っ。」


夕方。


二人は待ち合わせ場所で合流した。


かいちょ「24歳おめでとう。」


ロン毛「ありがとう。大阪どうだった?」


かいちょ「最高。ずっと『大阪LOVER』歌ってた。古墳もやばかった。」


ロン毛「好きだな。」


かいちょ「頭から離れなくて。」


ロン毛「それで帰ってきたばっかで散歩付き合ってくれるんだ。」


かいちょ「いつものことだろ。」


冬の夜道を、二人はゆっくり歩く。


かいちょ「大阪行って思ったけど、やっぱ地元落ち着くわ。」


ロン毛「わかる。」


かいちょ「新幹線降りた瞬間、空気が違う。」


かいちょ「高校の頃もこうやって歩いてたな。」


ロン毛「部活帰りとか。」


かいちょ「懐かしいな。」


ロン毛「気づいたら7年か。」


かいちょ「7年経ってもやってること変わらん。」


ロン毛「夜に散歩して話してるだけ。」


かいちょ「それで十分だろ。」


コンビニの前を通る。


かいちょ「肉まん食う?」


ロン毛「いいな。お前の奢りな。」


かいちょ「あとエナドリもでしょ。」


二人は肉まんとエナドリを片手に、また歩き出した。


かいちょ「24歳の抱負は?」


ロン毛「今年も無事に生きる。」


かいちょ「それが一番。」


ロン毛「お前は?」


かいちょ「また旅行行く。」


ロン毛「今帰ってきたばっかじゃん。」


かいちょ「次はどこにしようかな。」


ロン毛「元気だな。」



かいちょ「まあ、また暇だったら散歩誘えよ。」


ロン毛「おう。」


冬の夜風が吹く中、二人はいつものように笑いながら帰路についた。


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