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「これからタブレットのレベルアップと、黒曜の剣術相手である人型モンスター及び家事全般を任せるNPCの召喚を行いたいと思います」
あれから一週間が過ぎ、俺は婆さんと黒曜とドーシル、そしてコアをダイニングに集合させていた。
「本当はもう少し早くやるつもりだったけど、ダンジョンに何かあった時、DPがカツカツじゃ対処が出来ないと思ってさ。待たせて悪かったな」
「いや、大丈夫だ」
「一週間くらい、なんて事ないわい」
「あざっす。じゃあコア。早速だけど、タブレットのレベルアップを頼むよ」
「畏マリマシタ」
その言葉と共に、テーブルの上に置かれたタブレットが光り出す。
「「「おお!」」」
思わず感嘆の声を上げる。
それは数秒間光った後収束し、タブレットの外見は特に変わりがないように見受けられた。
「本当にレベルアップしてるのか?」
試しにタップしてモンスター一覧を表示してみる。
ポイント毎にモンスターの名前が並んでいる所はこれまでと変わらない。
目に付いた鬼神族をタップすると、属性がズラリと並んで表示された。
「すげぇ!」
続けて一番上にあった『体術(打撃)』をタップするとスキルボードのような画面になり、そこには個体の性別と戦闘力と得意技にスキルが並び、趣味や性癖などの項目も記載されていた。
性癖横の▶をポチッと押したのは、ちょっとした悪戯心からだったのだが……。
『幼女好き』『泣き顔が好き』『放置プレ……』
「だぁぁぁぁあああ!」
慌ててスライドして次の個体画面に移動させた。
「ド変態じゃねぇかっ!!」
婆さんは見なかったことにしてズズッとお茶を啜り、黒曜は苦虫を潰したような顔をしている。
「えっと、気を取り直して召喚するモンスターを選ぼうか」
一度召喚したら戻すことは出来ないため、失敗は許されないとばかりに皆で真剣にチェックしていく。
剣術や戦闘力などはもちろんだが、いくら強くても内面的に終わっている奴なんて仲間にしたくないので、性癖もしっかりチェックさせてもらう。
何体か候補を絞り、最終的にダークエルフの剣士を選んだ時にはもう空が暗くなり始めていた。




