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「で? どうやったら細かい指定が出来るんだ?」


 最近やっとまともな対応をしてくれるようになったと思ったのに、また後出ししてくるコアに呆れながらも確認してみる。


「マズ500ポイントヲ使用シテ、タブレットノレベルヲアップシマス」

「え? タブレットって、レベルアップ出来たの!?」

「出来マス。ソレニヨリ新タナ項目ガ増エ、ヨリ多クノ情報ヲ得ルコトガ出来ルヨウニナリマス」


 だから何でまた後出し……。

「はぁぁ」と小さく息を吐く。


「そのレベルアップってさ、何回まで出来るんだ?」

「レベル5ガ上限デス」

「ふ〜ん、てことはだ。レベル5まで上げるのに2,000ポイント必要ってことか」

「イイエ。レベル2ニアップスルニハ500ポイント、レベル3ハ1,000ポイント、レベル4ハ2,000ポイント、レベル5ニハ4,000ポイントガ必要トナルノデ、全部で7,500ポイント必要デス」

「倍倍方式なんかい!」


 簡単にレベルアップさせないためなんだろうけどさ。そこは一回500ポイントでよくね?


「レベル2にすれば、モンスターの召喚にもう少し細かく指定出来るようになるんだよな? レベル5になったらどこまで細かく指定出来るようになるんだ?」

「レベル2デハ、種族ニ加エテ属性ガ記載サレマス。例エバソコニイル『人間族』『賢者』や、『悪魔族』『侯爵』ナド」

「え? 黒曜って侯爵だったの?」

「……言っていなかったか?」

「聞いてねぇよ!」


 コイツも後出ししてくるタイプなのかよ。


「レベル5デハ、『種族』『属性』『性別』『戦闘力』『スキル』『性格』ナドノ個人情報モ記載サレマス」

「マジか! じゃあさ、ポイントさえあれば、一気にレベル5までアップ出来たりするのか?」

「可能デス」


 このダンジョンの五階層まで作り上げたばかりで、黒曜の召喚と部屋を作ったりしてポイントが残り少ない状態だけど、数日待てばそのポイント分は貯まる。


「よし、数日待ってポイントの支払いが出来るようになったら、タブレットのレベルを上げて召喚するモンスターを選ぼう。これで召喚の失敗がなくなるはずだ。黒曜もそれでいいか?」

「ああ、構わない」

「婆さんも、その時にまた意見を聞かせてくれ」

「うむ」


 家事全般を任せる予定のNPCも、レベルを上げてから家事能力が高そうなNPCを選んで召喚するとしよう。

 そんなわけで、新たな召喚は数日先送りされることになったのだった。


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