異世界生活基本の「よる」
2階建なのでわりと部屋は多いです、よく使う部屋は勉強をする部屋と幼女と家主の自室、それから家主がよく使う図書室。図書室には沢山の本がジャンル毎に綺麗に整理整頓されています。
「パセリソースが...いや、ソースじゃなくて焼く前に...」
夕食を食べ終えて家主が洗い物を始める、幼女は一人週間オークの雑誌の束を抱えて階段に足をかけた。
「じゃあ、先におやすみなさいです」
「ん?あぁ、これ片付けたらすぐ添い寝しに行くよ!」
家主は片手に泡まみれのスポンジ片手にお皿を持ち、振り返った。
「...部屋の鍵かけて待ってますね。おやすみなさい」
「ん、おやすみー」
幼女の自室である一人部屋は2階。となりの隣が家主の自室になっている。部屋は6畳、そこそこ広くベッドやタンス、机や椅子など以外の生活用品の物が少ないため、余計広く見える。
階段を上がり、ガチャっとドアノブを回し部屋へ入る、部屋に入ると木製の床が少し軋んだ。
「ふわああぁ...う、ねむたい」
夜の8時、食べたら眠くなる体質の幼女はふらふらとベットへ腰掛けてそのまま横になる。
ぺらぺらと週間オークのページをめくっていく、難しい言葉を見ていると余計に眠くなってくるが、とりあえず読んでいた途中のページを開いて再び読み始めた。
「...ふわあぁぁぁ」
一つの文を読み終わるたびに欠伸が出て仕方がない。と、その時トントンとドアがノックされた。
(家主さん?)
「はぁい」
もぞもぞと椅子から降りてドアへ出向く。ドアを開けると、私服の家主が微笑みながら立っていた。





