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私はただの『旅人』です。  作者: アジフライ
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第四十四話

前回、 三次試験にてメテスフと戦う事となったウル。

無限とも思える彼の攻撃に、 突破口を探り、 一つの道筋を見出す。

そして現在、 彼女は一か八かの賭けに臨もうとしていた。


「一か八か……やってみるか……! 」


思い浮かんだ仮説が正しいか確かめるべく、 ウルは早速行動に移る。

彼女は少し体を浮かせつつ、 風の魔法で加速しながらメテスフの周りを移動し始める。

それを追いかけるようにメテスフもウルが移動する方向に目掛けて杭を飛ばす。

その攻撃を回避しつつ、 ウルはある場所を観察する。

……どうやら正解のようだな……アイツが展開する魔法陣……全く方向が変わらなねぇ……!

普通、 魔法陣は方向を調節しながらでも射撃は可能。

ところが、 メテスフが展開する魔法陣には、 方向を調整しているような動きを見せるモノが一つとして無いのだ。

『一度展開したら方向を変えられない』というウルの仮説は正しかったようだ。


……という事は……アイツは『既に操作が完結している魔法』を置きまくってるだけなんだ!


そう、 魔法陣が展開された時点でメテスフはその魔法の操作権を手放しているのだ。

つまり、 彼は魔法を『杭を構築する』、 『風の魔法で杭を発射する』……というシンプルなプロセスを自動で行うように展開し、 それらを大量に設置しているという事。

例えるなら、 既に火が付けられ、 発射直前の大砲を置いているといった感じだ。

これなら制御の難しさという枷が無くなり、 魔力の量だけの数をほぼ同時に展開できる。

だがその代わり、 魔法に『対象が移動する地点を予測射撃する』、 『対象の持つ魔力を追尾して射撃する』といった複雑なプロセスを組み込めなくなってしまう。

つまり、 照準や予測射撃などは全てメテスフの能力頼り。

……そうと来ればやる事は一つ……狙ってる的が見えなきゃいい!


その考えに至ったウルはすぐさま姿を隠す魔法でメテスフの視界から外れようとする。

しかし、 彼の攻撃は依然としてウルの方に目掛けて飛んでくる。

……やっぱりな……あの眼鏡か……

本来見えないはずのウルの位置を正確に捕らえているメテスフ。

その秘密は彼が掛けている眼鏡にある。


彼の眼鏡は『魔力を可視化する魔法』が付与されているのだ。

実は、 彼は生まれながら魔力を肉眼で視る事ができない体質なのだ。

その体質を持って生まれた者は、 どんなに訓練を積んだとしてもその能力は身に着ける事ができないとされ、 別名『魔法に拒絶されし者』と呼ばれている。

しかしそれでも、 彼には魔法に対する好奇心があった……幼い頃に魔法を学んだ時から、 魔法が秘める無限の可能性に心惹かれたのだ。

そして、 彼は魔法研究の道に進んだ際、 自身が著述した本にこんな言葉を記した。


『例え才能が無いと言われようと、 魔法は探求する者全てに可能性を与えてくれる』と……


これは、 そんな魔法開発に携わる程熱意があっても、 才能に恵まれず、 魔力の可視化に至れなかった魔法使い達を助けたいという想いで、 彼が独自に開発した魔道具である。


すなわち、 メテスフは眼鏡を通して魔力を見る事でウルの位置を特定しているという事。

その事を端から勘付いていたウルは杭の攻撃を回避しつつ、 魔力の光線でメテスフの眼鏡に攻撃を仕掛ける。

ただ、 それでも相手は魔法管理協会の職員……当然ながらそのような攻撃では彼の防御は破れない。

しかし……

……攻撃を当てる必要は無ぇ……本命は……

何かを企んでいるウル。

すると……


「……ッ! ? 」


メテスフの眼鏡が突然何かに持ち上げられるように宙を舞ったのだ。

そう、 ウルが狙っていたのは眼鏡の破壊ではなく、 眼鏡を外す事。

彼女は魔力の光線でメテスフの注意を引き、 攻撃に合わせる形で『引力の方向を変える魔法』で彼の眼鏡を持ち上げたのだ。

メテスフは一瞬動揺するも、 すぐさま宙に舞った眼鏡をキャッチし、 掛けなおす。

急いで辺りを見渡し、 隠れているウルを探す。

そして、 彼の視界に不自然な魔力の塊が映った。

……いた!

位置を特定したメテスフは再び攻撃を繰り出す。

しかし……


「……何ッ! ? 」


どういう訳か、 杭は魔力の塊の中を通り抜けた。

そこにウルはいなかったのだ。

……ブラフ! ? 本物はッ……

まんまと騙されたメテスフはウルの本当の位置を特定しようとする。

すると……


「目の前に見えてるモノが全てとは限らねぇぜ! 」


その声と共に、 メテスフのすぐ目の前に魔法を構えたウルが姿を現した。

しかし流石と言うべきか、 メテスフはその一瞬でも防御魔法を展開しながら身を躱そうとする。

……そう来るのも想定内だ……

その行動も読んでいたウル。

次の瞬間……


「隙ありぃッ! ! 」


地面から岩が飛び出し、 それが無防備状態のメテスフの股間に直撃した。

それは、 以前にエインがフィーレイの闘技大会で見せた秘技……『金的撃ち』だった。


「アッハァ~~~ッ! ! ! ? 」


想像を絶する激痛にメテスフは変な断末魔を上げ、 股間を押さえながらその場で倒れ込んでしまった。

ウルの勝利である。


「はぁ……はぁ……お前が男で助かったぜ……へへッ……」


……ただ……ちょっとやり過ぎたかもな……完全に伸びちまってるし……

少し申し訳なくなったウルは息を切らしつつも、 気絶したメテスフに回復の魔法を掛け、 医務室へと運ぶ事にした。

魔法管理協会、 医務室にて……


「……はぅあッ! 」


変な声と共にベッドの上で飛び起きたメテスフ。

その隣には苦笑いしながら彼を見るアフィーレが座っていた。

……ここは……医務室か……

状況を理解したメテスフは自身の敗北を悟った。


「聞いたよ……受験者ウルに股間を攻撃されたって……随分と酷いやられ方をしたね……」


それを聞いてメテスフは顔に手を当てる。

……恥をかいてしまった……だが……

彼はウルとの戦いを思い返す。

試合では、 彼女は最後まで初歩的な魔法以外は使おうとはしなかった。

なのにも関わらず、 メテスフは敗北した。

何故……そんな疑問が浮かぶ前に、 彼は理解した。


「……受験者ウルは……我々よりも実戦経験が豊富だった……きっと……それだけの人生を歩んできたのだろうな……」

「いくら強力な魔法を学んでも、 その使い方を熟知していなければ実戦では何の役にも立たない……彼女は初歩的であれど、 様々な魔法の扱いを熟知していた……君はその数に負けた……っと、 言ったところかな? 」


そう言うアフィーレにメテスフは静かに頷く。

……ただ強い魔法を使えるだけでは限界があるか……初歩的な魔法も学んでみるか……実戦に近い訓練計画にも焦点を当ててみるのも考え物だな……

今回の戦いでメテスフは思い知った。

魔法とは学ぶ事こそ全てだと思い込んでいた……自分の盲目さを……


「……『目の前に見えてるモノが全てとは限らない』……か……」


そう呟くメテスフは、 どこか楽し気な笑みを浮かべていた。


「……そういえば、 アフィーレ……目隠しはどうした? 」

「あぁ……もう必要なくなったんだ……エインさんのお陰で……」


アフィーレに何があったのかを聞こうとするメテスフ。

しかし、 アフィーレは合格者の資格授与の案内があるからまた後でゆっくり話すと言い、 そのまま医務室を後にした。

それから、 試験は無事に終わり、 カルミスからの資格授与の時が訪れた。

合格者はカルミスがいる部屋の前に集められた。

そこ集まったのはエイン、 ウル、 フィロウ、 ヴェイロ、 デフィートの五人。


「へぇ、 フィロウお姉さんも合格したんだ……ちょっと意外……」

「これでも草紋級の勇者のパーティにいたんだから意外でもないでしょ……アンタがおかしいのよ……」


そんな話をしているエインとフィロウを見て苦笑いを浮かべるウル。

すると、 彼女は合格者の中に、 合格は確実だと思われていた『大陸最強の魔法使い』ヤヴィルドがいない事に気付く。

試験官から聞いた話では、 彼は元々資格や特権などには興味が無く、 試験を受けに来た受験者達の質を確かめるために来ていただけだったそうで、 圧倒的実力で試験を突破したにも関わらず、 今回の資格授与を拒否したのだそう。

もっとも、 それ以外にも理由はありそうだったが、 今のエインにとってはどうでも良かった。

……早くカルミスさんに会ってみたい!

頭の中はそれで一杯だった。

そして、 一同の前にアフィーレが現れ、 部屋に呼ばれた者から入るよう指示を出した。


最初はフィロウ……次にデフィート……ヴェイロ……そしてウル……

実際には僅か数十分ほどの時間しか過ぎていなかったが、 エインには何時間とも感じた。

そして、 ウルが部屋から出てきた。

エインは待ちきれず、 カルミスがどんな人物だったかを聞く。

しかし


「……自分の目で確かめてみりゃいい……」


ウルは笑みを浮かべてそう言うだけで、 何も教えなかった。

そして、 遂にエインの番が来た。

彼女は大きな扉を開け、 部屋に入っていった。

…………

部屋は日の光が僅かに差し込む薄暗い大広間だった。

その奥には玉座があり、 そこには一人の女性が座っていた。

カルミスである。

エインは彼女の姿を見ると、 その魔力の量に目を輝かせた。

……あのお姉さんがカルミスさん……すっごいなぁ……魔力が星空みたいに広がってる……

そんな彼女の様子を見たカルミスは微笑んだ。


「やはり魔力の神髄を……『あの人』が見込んだだけあるわね……」


その言葉にエインは反応する。


「『あの人』……? もしかして……パパの事? 」


その問いにカルミスは静かに頷いた。

すると彼女は場所を変えようと言い、 エインを庭園に案内した。

庭園を見たエインは子供のようにはしゃぎ、 咲いている花や蝶を観察しスケッチし始める。

そこでカルミスはエインの横に並び、 池の水面を眺めながら徐に語り出す。

自分の知る、 エインの父の事を……

それは十年程前の事……

当時、 全国魔試を行っていた魔法管理協会に一人の男がやって来ていた。

エインの父である。

奇しくも彼の目的はエインと同じく、 カルミスに会う事だった。

そして彼も試験中、 カルミスの結界を破り、 一時騒ぎを起こしていた。

そんな事がありながらも、 彼は試験を合格し、 カルミスと対面する事になった。


「……久しぶりね……」


……シュラス……


カルミスがそう言うと、 エインの父は帽子を取り、 その顔を顕わにする。

その顔を見た彼女はまるで昔の友に出会ったかのように微笑んだ。


「また随分とやってくれたわね……お陰で協会は大騒ぎよ」

「ちょっとした挨拶代わりだ……」

「常識が通じないのも相変わらずみたいで安心したわ……」


最近の調子はどうか……協会を設立してみてどうか……旅をして何を見つけたか……

そんな何気ない会話を交わす二人。


その時、 父はある話題を持ちかける。

それは自分の娘、 エインの事だった。

彼は最近、 一人の子供を拾ったと彼女に打ち明ける。


「あら……貴方が子供を拾うなんて……出会った頃は考えられなかったけど……」


彼がどのような人物なのかを昔から知っているのか、 どういう風の吹き回しだと彼女は言う。

それに対し父はただの気まぐれだと答える。

そして、 そんな事はさておきと、 父は話を続ける。

何でも、 エインは魔法に対する凄まじい才能を持っており、 いずれこの試験を受けやってくるかもしれないという。

そして同時に、 合格してお前と会う事になるだろうと言った。


いつから親バカになったのだとカルミスは笑うが、 父は至って真剣だった。

それで、 彼はカルミスに一つ頼みがあると言う。

それはもし、 ここにエインがやってくる日が来たなら、 父である自分の事を教えてやって欲しいとの事。

当然、 カルミスはその頼みに疑問を抱く。


「それは貴方自身で伝えるべきじゃないの? 何故私が……」

「……今のエインには俺の事よりも、 まだ知るべき事があるからだ……」


物事には優先順位があると彼は言う。

そしてそれは今ではないのだという。


「それに俺はいずれエインとは別れる事になる、 そうなれば再び会えるのはいつになるか……故にこの世界で唯一信頼出来そうなお前に任せたい……」


彼がそう言うと、 カルミスは軽くため息を付く。

そして半ば仕方なく承諾した。


父は礼を言ってその場を立ち去ろうとする。

その時、 ふと思い出したように彼は振り返り、 最後にカルミスに言い放った。


「俺の娘はきっとお前の領域に近付くだろう……ついでで悪いが、 その時は軽く手解きをしてやって欲しい」


その言葉をカルミスはあまり信じられなかった。

数えるのも忘れる程長く生きて来た自分にとって、 たった十数年しか生きていない一人の少女が、 自分の領域に踏み込めるとは思えなかったからだ。

そして二人は別れ、 それ以降父は姿を現す事は無かった。


「これが最近、 貴方の父親と会った時の話……」


この時、 エインは初めて父の名を知った。

……シュラス……それがパパの名前……

続いてエインは、 カルミスに父の何を知っているのかを聞いた。

それに対し彼女は、 シュラスという人物について知る限りの事をエインに話した。


聞く所、 エインの父 シュラスはこの世界の人間ではなく、 この世に存在する別世界を転々と旅をしている存在なのだそう。

いつから生きているのか、 どこで生まれたのか、 それに関しては彼女でも分からない。

ただ一つだけ、 彼について分かっている事がある。

それは


シュラスは、 『全て』における『起源』であるという事……


…………

それはかつて、 『始まり』も『終わり』も無かった……『無』という概念すらも無かったとき、 ふとして誕生した『光』と『影』……

それが『起源』となる存在の誕生だった。

そして二つの内一つ……『影』が、 後に『シュラス』と呼ばれる存在となった。

彼はもう一つの起源、 『光』である『フィーラ』と共に……後の『この世』の基となる概念を生み出し、 それら概念を司る『神』を生み出した。

そうして彼らは神々と共に『この世』を彩り、 生きとし生ける者達の物語の切っ掛けを創り続けた。

シュラス、 フィーラは……循環し、 変化し続ける『この世』の理を愛していた。

しかし、 『この世』に生きる者達と共に在ると決め、 真の『永遠』を手放していた彼らに、 悲劇が訪れた。


シュラスとフィーラ、 その間に誕生した一人の子が……幼くして死に伏してしまったのだ。

その悲劇を皮切りに、 シュラスの力の一部が意思となって分裂してしまい、 この世に存在する命、 星々、 宇宙……果てには時間や空間といった概念も含め、 文字通り『全て』を滅ぼす『闇』が誕生してしまった。

その際、 唯一彼と同格の存在であったフィーラが己の『全て』を懸けて『闇』を封じ、 後にそれを完全に滅する事となる『剣』が生まれた。

後に『剣』はシュラスの手により、 『この世』の生きとし生ける者達へ受け継がれ続けた。

そうして悠久の時をかけて数多の継承が続き、 最後には一人の英雄がその『剣』を以て『闇』を討ち払った。


全てが終わった後、 シュラスは『この世の果て』で『家族』と再会し……今も『全て』の物語を見守る『起源』として存在し続けている……

…………


「これが、 私の知る彼という存在……後に彼は『剣』の継承者を探す中で数多の世界を見るのが好きになったみたいで……今はたまに『ただの旅人』として『この世』を放浪してるみたい……」


そんな神話のような話を聞いたエインはしばらく黙り込んでいた。

……無理も無いわね……自分の父親がそんな存在だったなんて信じられないし……私だったら理解が追い付かない……

カルミスは彼女が理解できずに固まってしまっていると思っていた。

しかし、 エインの反応はカルミスの想像の斜め上を行った。


「ッ~~……すっご~~い! ! パパってやっぱりすごい人だったんだぁ! あ、 ヒトじゃないんだっけ……じゃあ神様? でも神様を創ったって……んん~~? 」


エインはまるで子供のように父の偉大さに感動していた。

そんな彼女を見たカルミスは一瞬呆気に取られ、 その後拍子抜けしたのか笑い出してしまう。

……全く、 ただのバカなのか器が大きいんだか……でも……心配はいらないみたいね……

相変わらずのエインに安心したカルミス。

そこで、 エインは父の過去についてもっと教えて欲しいと彼女にお願いする。

そしてカルミスは話した、 自分が知る限りのシュラスとの過去を。


シュラスはどんな人物と出会い、 どんな景色を見て、 どんな冒険をしてきたのか……

彼の様子を密かにずっと見ていたカルミスは、 子供に絵本を読み聞かせるように話した。

その話を聞いてエインは目を輝かせる。

……パパすご~い♪ ……それに私達のいる世界の他にも、 そんな世界があったなんて……!

エインはこの世の広大さを知った。

そして同時に、 そんなこの世を旅している父を羨ましいとも感じる。

そんな彼女を見て、 カルミスは一つ質問を投げかける。

シュラスは未来も過去も知り尽くす存在、 根本的な目的は分からないが、 もしかしたら彼は未来を知り、 エインと出会うよう仕向け、 育て、 旅人にする事が彼の計画のようなモノだったのかもしれない。


それでも尚、 エインは父の事を愛せるのかと……


その問いに対し彼女は微笑みながら言った。


「……でも、 パパが私を救ってくれたのは紛れも無い事実だよ……パパと出会ってなかったら今の私はいない……それにお姉さんの話を聞いて分かった事がある……パパは確かに隠し事が多い……でも……」



……大切な人に決して嘘は付かない……



「パパは私に『愛してる』って言ってくれた……その言葉に嘘は無いよ♪ 」


真っ直ぐな眼差しをカルミスに向けながらエインはそう言い切った。


実を言うと、 彼女は知っていた。

シュラスは過去や未来を見通せたとしても、 必要に迫られない限りは『運命』に決して干渉をしようとはしないという事を……

加えて、 普段の彼は 未来を見通すことなく『運命』にその身を任せ、 旅を続けている というのは本人の話から聞いている。

この事から言えるのは……


シュラスがエインを見つけたのは、 本当に『偶然』だったのだ……


その事を敢えて言わなかったのは、 エインの語る父への愛と信頼がどれほどのモノなのか……

それを確かめるために、 カルミスは彼女を試したかったのだろう。

……本当に……あの人には勿体ないくらい、 いい子ね……

カルミスは素直で純粋なエインを見てそう思った。

続く……

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