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魔女っ娘珍道中  作者: NT
ワールド2
18/20

ちじょうのもつれ

今思えば無謀であった。


小娘一人と犬一匹。

二人に思い付きを成し遂げるだけの力など無いが、あの時は何でもできる気がしていた。

全くもって、マトモな精神状態ではなかった。

アルバトロス産業のヤツらに一泡吹かせることにしたリンスたちだったが、いきなり問題にぶち当たった。


何をどうすれば「一泡吹かせた」と呼べるのか。


自分がスッとすれば済む話ではあるが、社員一人一人を殴っていくわけにもいかない。

もちろん謝罪なんてされてもしょうがない話である。


ならどうするか。



「やつらの研究を木っ端微塵にするんだ!」


「・・・どういうこと?」


「文字通りの意味さ。ラフ・ヤードとやらを・・・それ関連全てをドカンと!」


「爆発させる・・・?」


「その通り! 火の魔法くらい学校で習っただろ?」


「いやまあ、そうだけどさあ。」



完全にテロリストである。

中二の妄想と呼べばまだカワイイが、若気の至りにしてはオイタが過ぎる。

勧善懲悪だと、完全に超悪となったリンスたちはしっぺ返しを食らうだろう。



「まずはどうやって忍び込むかだが・・・やっぱり通気ダクトだな!」


「いやいや、水道局に変装して・・・!」



なんてことだ。ノリノリだ。

こうバカが群れると、自分の異常性に気付けなくなってしまう。



「よし!これで計画は完成だ!実行は明日の挽か?」


「いえ、今晩よ!」





計画は夢もクソもなくなっていた。


進入路は空。

魔法で飛べる以上、アクションスターになる必要はないのだ。



地上40階の空に二人の影が映る。


「いい?今から窓を突き破るけど・・・やめるなら今よ。」


「へっ。後戻りなんてするつもりないぜ!」


「いい返事ね・・・スゥ・・・」



リンスは息を大きく吸い込み・・・


「行くわよ!」



二人乗りのホウキが風を切って窓へと突っ込む!

あたりに大きな音が響いた。





ゴンッ

















あたりに大きな鈍い音が響いた。


強化ガラスは体当たり程度で割れるほどヤワではなかった。

頭から突っ込んだリンスは気を失い・・・







ホウキはただの掃除道具と化した。















ここは地上40階の空。










ここは地上39階の空。










ここは地上37階の空。













ここは地上32階の空。













ここは地上25階の空。












ここは地上18階の空。












ここは地上7階の空。














ここは






















地上。

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