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夢のステージへの思い  作者: あいぼ
第1章序章〜基盤編
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第12話:扉に触れる

部室の前に立つと、想像していた以上に静かだった。


中から聞こえてくるのは、わずかな足音と、床を踏むリズムだけ。


ドアに手を伸ばす。


触れた瞬間、その先にある世界の重さを感じた気がした。


開けてしまえば、もう戻れないかもしれない。


そんな考えが頭をよぎる。


それでも、美咲はゆっくりと扉を押した。


わずかに開いた隙間から、光と音が流れ込んでくる。


中では、何人かの生徒が黙々と体を動かしていた。


その光景は、遠くにあったはずのものと、どこか似ていた。


その一歩は小さい。


けれど、美咲にとっては確かな変化だった。


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