第三十四話 即位
大体週一投稿になってきてますね
そして2000PV突破ももう少しです!
ありがとう!!
結果市の神は、6丁目を統べる長となった。
神はそれから、廃止された制度やシステムを可能な限り回復させ、地域社会の基盤を組み立て直した。
しかし、ネット民はと言うと...
「【驚愕】あの"6丁目の神"が、6丁目の長に!?住神を従わせ、金をむしり取ろうとする魂胆が丸見えなバカ神の奇行に迫る!!」
神が6丁目の長になったことで、その権力を使ってさらに金を奪い取ろうとしていると、勘違いされていた。
またしても大炎上し、神への批判が殺到。
それでも、神は気にせず6丁目の復興を進めていた。
秋もそろそろ終わろうとしている頃、神は落ち葉拾いをしている住神たちの手伝いをしていると、ほかの地域の住神がやってきた。
「お前、今話題になってる6丁目の神だろう?
お前のやろうとしていることはまるで悪魔だ!」
「悪魔...?」
「とぼけるな!お前が6丁目の長になって、他の住神からさらに金を奪い取ろうとしていることなんて全部知ってるんだぞ!!」
その場にいた住神たちも、作業の手が止まる。
その中のある神が立ち上がり、説明する。
「この方はそんなことしません!!むしろ、この地域を復興させるために全力を尽くしてくれる、住神思いのすばらしい方です!!」
「復興に全力を尽くす?このあたりは復興が全く進んでいないように見えるが?
どうせこやつも、弱みを握られて無理やり言わされてるだけだろう、可哀想に」
西日が眩しい中で、神は真剣に目を合わせていた。
「私は、一度もお金を奪ったことなんてありません。
そりゃあ、施設の利用料くらいはいただいていましたが、無理やり奪ったりなんてしたことがありません。」
「じゃあ、お前の家だけ豪華なのはどういうことだよ」
「施設の収入を貯めて買った家です。私は八神の支配を受けなかったので、家を売り飛ばしたりもしてないだけです」
「その八神ってのは誰だ」
「住神から聞いた話だと...」
ここで、先程の住神が再び立ち上がる
「私が説明しましょう」
そして、6丁目がスラム化した経緯を話した。
「ふん、そんなくだらん作り話に付き合ってられる暇なんてねぇんだよ!」
そう言いながら、住神を蹴り飛ばした。
すぐに結果市の神は、家に帰るよう命じた。
赤く染まった空の中で、結果市の神と、別地域の住神だけが立っていた。




