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第三十五話 導点
感想・ブクマよろしく!
「どうした、もう終わりか?」
ボロボロになった神を前に、別地域の住神は笑っていた。
結果市の神には戦闘に関する知識も技術もなかったため、単純な暴力には勝てなかった。
弁明も無駄であることも分かっている―――が、今の神にできるのはそれしかないため、必死に説得を試みている。
そのとき、空気の流れが変わった気がした。
気のせいだろうか。
いや、気のせいではない。
どこか1点から神に向かって、空気が流れている。
ボロボロになった身体を引きずりながら、その1点を目指してみる。
「おっと、今更逃げようと言ったってそうはいかないよ」
と足をかけられ、よろける。
...こいつ、さっきからバトルものの定型文みたいなセリフしか言ってないな...
とにかく、なかなかこの場を離れることができない。
その頃。
「はぁ....はぁ...。来てみたのはいいけど、何をすればいいんだ?」
「...あれ、もしかして、君も来てくれたのかな?」
「はい...そうです...ってあ!あなたは...!」




