緊急捜索
何やかんやあって、次の日---------
正直、眠い。
昨日の件があって、流石に疲れた。
今日も、今日とて、いつもの如く、授業中に居眠りを実行しよう。
そう考えていました。
《緊急!! 怪物から人へと戻す謎の少女現る!?》
こんな見出しの校内新聞が、デカデカと張り出されているのを、見るまでは………。
何でも、この記事によると、昨夜、怪物化してしまった者を、人の姿に戻したヒーローがいて………。
その人物は、怪物化起きた際、それに乗じて侵入した狼型の魔物を最小限の被害で、全て倒していたとされているとか。
現在、その人物を見つけるべく、王国は捜索隊を編成中。
近々、生徒会の面々も、捜索隊に協力するそうだ。
「………………」
いや、色々と不味くね?
これは、とても、面倒な事になったな………。
思わず、頭を抱えたくなる。
つか、思いっきり、目が覚めたわ。
というか、冷静に考えたら、王国としては当たり前の対応か。
今まで、怪物になった者は、例外なく、倒されていた。
それを、倒すのではなく、人へと戻した。
それは、喉から手が出る程、欲しくて仕方がない情報だ。
きっと、何が何でも、私を見つけ出そうとして、あの手この手で、迫って来るに違いない。
「………………」
ほんと、どうしよう………。
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そんで、暫く経った夜---------
いつもの如く、寮を抜け出して、城下町へ出たら、だ。
「………………やっぱり………………」
私は、シズク達、生徒会メンバーを含めた数人の騎士に取り囲まれていた。
城門の修復が終わり切ってない所に、魔物共が、また、入って来たら、住民達が危ないかも………。
そう思って、様子を見に来てみればだ。
「この大人しくしろ!!」
「団長の剣を指一本で!?」
「は、早過ぎる!!?」
何で、こんな事になるのかな?
私はただ、街の人達が傷付くのが嫌なだけなんだけどな………。
「………………どうしよう………?」
「………そう言いながら、私達を全滅させておいて、よく言えるわね………?」
思わず、きょとんと首を傾げる私。
よく見れば、取り囲んでいた騎士達が皆、地面に突っ伏しては、転がっていた。
「………………何かあった………?」
とりあえず、目の前で、転がっているシズクさんに尋ねよう。
何か、青筋が見えるけど、怒ってる?
というか、この《変身アイテム》さん、めっちゃ強くないですか?
驚きを通り越して、ドン引きな感じなんですが………………。
「とりあえず………バイバイ………」
そう言って、騎士達に手を振って、その場を去った。
そうしたら、来る日も、来る日も、躍起になって、騎士達が追って来て、暫く、大変な日々を過ごす事になった。
それから、数日が経過して------------
『我ら騎士道戦隊ナイト・ファイブ!!!』
なんか、騎士達が、意味不明な連中を連れて来た。




