136.おじさん、品種改良
「では、我々はこれにて! イベント、頑張ってください~~!」
そう言って、Starry☆Knightsの皆さんは彼らだけの保有するアイテム”自家用車”に乗り込み、颯爽と去って行った。
(……)
どうやら少々探索した結果、それ程、強い敵が出てきそうにもなく、期間も長く、コスパが悪そうとのことで、撤退するとのことであった。
こうしてStarry☆Knightsの皆さんはあっけなく離脱することとなり、ジサンの焦りは杞憂となるのであった。
「いや~、まさかStarry☆Knightsさんに助けられるなんて! トンちゃん、私、センさんにサインもらっちゃった!」
「わーかったよ! 鬱陶しい……」
(……)
Starry☆Knightsの車が去っていくのを見送る横で、ファーマーの男と一緒にいた狩人の女性が思わぬ収穫にキャッキャと喜んでいた。
「あ、あの……有難うございました」
サイカはStarry☆Knightsの登場で少々、影が薄くなってしまった庇ってくれたファーマーの男性にもお礼を言う。
「別にあんたを庇ったわけじゃない。さっき言った通り、豚を侮辱した奴らを許せんかっただけだ」
「あ、はい……」
「まぁ、怪我がなかったならよかった」
そう言って、ファーマーの男性はその場から離れる。
「もうー、トンちゃんは素直じゃないんだからー! トンちゃんもそこそこかっこよかったよ」
「うるへぇ!」
そんな風に会話をしながら……
◇
「ブヒブヒィイイイイイイ!!」
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■プニプニ・オーク ランクJ
レベル:32
特性:弾力
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◇
「ブヒブヒィ、ブヒィイイイイイイ!!」
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■ヤンワリ・オーク ランクI
レベル:30
特性:弾力
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◇
「ブヒブヒヒヒィイイイイイイ!!」
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■コエコエ・オーク ランクK
レベル:35
特性:贅肉
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その後、ジサンらは数体のオークをテイムする。
(ランクI~Kばかりか……)
Starry☆Knightsの言う通り、高ランクのモンスターはそれほど出現しなかった。
(……となると)
「品種改良か……」
(……!)
サイカが呟くように言う。
「小嶋くん、イベント案内を見ると、”共用の牧場施設”というものがあり、そこで品種改良が可能みたいなの。行ってみてもいいかな……」
確かにそのような案内がされていた。
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その他:
樫の森には共用の牧場施設があり、品種改良も可能です。
期間内、一度でも樫の森を離脱すると報酬を受け取る権限を失います。
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「えぇ……わかりました」




