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Rewrite : Let's Monster Battle〜無限の可能性 進化と退化の軌跡〜  作者: 夕幕
第6章 海外へ

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第81話 ラグニアの新スキル

 琴音先輩との電話を終えて、オレは薫先輩に電話する。


「どうした?」


「すみません、急に電話して。今お時間大丈夫ですか?」


「大丈夫。何か困ったことでもあったか?」


「薫先輩に一つお願いしたいことがあって」


「お願い?俺に?何だ?」


「まだ時期は未定ですが、鬼姫とリベリオンがギルドバトルをします。それに出場して欲しいんです。そしてリベリオンのギルドマスター、ロザリアさんの相手をして欲しいです!」


「……」


 琴音先輩が薫先輩はもしかしたら断るかもって言って。

 この感じダメかも。

 でも、薫先輩の方がロザリアさん相手の勝率は高い。

 それにオレも見てみたい。

 薫先輩とロザリアさんのバトルを。


「なるほどな。俺のとこに電話してきたのは琴音先輩に何か言われたからとかか。あの人、本気で俺がロザリアに勝てると思ってるからな。はぁー」


 さすが薫先輩。

 全て見抜かれてる。


「一つ俺からも聞きたい。リベリオンとのギルドバトル、鬼灯は勝てると思っているのか?鬼姫は未だにメンバーがバラバラのままだろ?」


 やっぱり、みんなそこを指摘するよね。

 さっき琴音先輩にも電話を終える直前に聞かれた。

 一応、心配になって海夕を含めた四人にはメッセージを送った。

 そしたら、海夕以外の三人から秒で返事が返ってきた。


 海夕はまだわからないけど、三人はOKしてくれた。

 そのことを薫先輩に伝える。


「……そうか。それなら大丈夫そうだな。わかった。リベリオンのギルドマスター、ロザリアは俺が相手するよ」


「ありがとうございます!」


 その後、琴音先輩には薫先輩が出場してくれる。

 そのメッセージを送った。


 このギルドバトルをセッティングしてくれた輝夜さんとエルシーさんにもメッセージは送った。

 そしたら、学園長に話を通すのは全て輝夜さんがやってくれることになった。

 なんかゲストを呼んで大々的に盛り上げたいとか。


 1週間ほどして、学園広報部から正式な告知が発表される。


 鬼姫VSリベリオン ギルドバトル決定!!

 2025年2月1日 土曜日 正午開始

 白黒学園 白黒スタジアムにて5対5の団体戦

 バトルはシングル4試合、ダブル1試合

 使用モンスターは2体まで

 参加資格、鬼姫もしくはリベリオンに在籍且つCランク以上のプレイヤー


 オレの代わりに輝夜さんや学園長がいろいろと動いてくれた。

 そのおかげでオレはダンジョン攻略に専念できた。

 それにギルドバトルが正式に決まったことで郁斗たちとのメッセージのやり取りも増えた。

 でも、みんな一貫して自分たちの成長については何も語ってくれない。

 ギルドバトルを楽しみにしておけって。



 いろいろあって、忘れてた。

 マーケットで購入した『コピー』のスキルの書をラグニアに使う。

 最初はリーフィアに使おうと思った。

 ガイアに負けたことをリーフィアは気にしてたし。

 でも、リーフィアは自分の戦い方とは相性が悪いと判断して遠慮した。


 なんでかブルーに使う気になれなかったから、消去法でラグニアにした。

 ラグニアはリーフィアと真逆でウェルカムみたいな感じだったし。


 ラグニアが『コピー』の取得をした。

 次はブルーの追求タイム。

 オレの腕の中でいつも通りにプルプルしてる。

 それはいいけど、モンスターの卵はどうしたのかな。


「ブルー、もしかしてモンスターの卵を放ったらかしにしてないよね?」


 プル、プルプルプル、プルプル、プルン


 慌てた様子でオレの腕から飛び退くとモンスターの卵を取りに行った。

 すぐにモンスターの卵を乗せたブルーが戻って来た。

 うん、やっぱり放置してたな。


 プル、プルプル


 慎重にモンスターの卵を床に置くと一緒に持って来たであろう毛布で温め始める。

 まあ、今回はまだ買ったばかりだから大目に見るか。


「リーフィアとラグニアもモンスターの卵に関しては気にかけてあげてくれるとありがたいな」


「もちろんです」


 グルグルグル


「ありがとう。それで次はブルー、漆黒のマントだけど、何でラグニアが持ってるの?」


 プルプルプル、プルプルプルプル


 グルグル、グルグルグル


「ああ、なるほど、わかりました。主は少し誤解をしているようです。ブルーのあれはラグニアに頼まれて買った物です」


「その割には買った時、装備してプルと決めポーズを取っていたような気がするけど……。リーフィアがそう言うならいいや」


 漆黒のマントがラグニアなら、モンスターの卵も……


「一応聞いておくけど、モンスターの卵はブルーの買い物だよね?」


「はい。もちろんブルーのお買い物です」


 その後はブルーがしっかりとモンスターの卵の面倒を見ていた。

 いつもはオレの腕の中とかでプルプルする筈の甘えん坊が。

 これを機にブルーも成長して甘えん坊を卒業できたらな〜とか思ったけど、たぶん無理。

 なんでかそんな気がした。


 翌日、オレはラグニアのコピーしたスキルの試運転を行った。

 場所は『王家の墓』第二エリアの『水の墓守』。


「ラグニア、『電光迅雷』!」


 ラグニアにはブルーの『電光迅雷』をコピーしてもらった。

 これをコピーしたのは攻撃面の大幅強化が目的。

 ブルーの『電光迅雷』は純粋に高速移動としても便利。

 これが使えたら、ラグニアもブルーみたいに使えれば、戦いの幅が広がると。


 ただ、一つ予想外の事態に陥っている。

 リーフィアが遠慮した理由がわかった。

 てか、不遇スキルって呼ばれる理由もきっとこれだ。

 ブルーは苦もなく使ってるけど、『電光迅雷』はかなり扱いづらいスキルみたい。

 ラグニアは完全に速さに振り回されている。

 それを見たブルーがプルプルとアドバイス?をしている。

 でも、使いこなせるようになるのか。

 ちょっと見ていて不安になるレベル。

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