表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
78/80

続く未来の世界 - 2

境界の花畑には、風が優しく吹いていた。

その中で、イリスとノクスは、静かに横たわっている。

意識はもう薄れていた。

その傍らに、エリオネが座っていた。


「……時間ね」


ノクスが、微かに目を開ける。


「……母上、これで……終わりですか?」


エリオネは、頷いた。


「ええ。あなたたちは、もう帰れる」


イリスも、かすかに微笑む。


「一緒には……行けないんだよね」

「……ええ」


エリオネは、イリスの頬をそっと撫でる。


「イリス。あなたは、優しいお姫様だから。これからも国の人を守ってね」


次に、ノクスを見る。


「ノクス。約束を守ってくれてありがとう。これからも、王子様として生きるのよ」


2人の意識が、遠のいていく。

最後に、エリオネは微笑んだ。


「……行ってらっしゃい。私の、誇り」


光が、静かに満ちた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ