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私を「うるさい女」と追放した皆様へ。黙ったら本当に王国が滅びました

作者:祝田祭
最新エピソード掲載日:2026/11/04
王城で監査官として働く伯爵令嬢セレナは、異変を見つけることが得意だった。
穀物の不作。 帳簿の不正。 国境警備の不足。 そして王国を守る聖樹の異常。
気付くたびに報告していたのだが、
「細かい」 「空気を読め」 「不安を煽るな」
と言われ続け、ついには王太子から
「このうるさい女を追放しろ」
と命じられてしまう。
王国を去ったセレナは、隣国の小さな村で静かな生活を始めた。
もう誰にも何も言わない。 見つけても黙っていよう。
そう決めたはずだったのだが……。
一方その頃、王国ではセレナが警告していた問題が次々と現実になっていた。
飢饉。 汚職。 魔物被害。 そして聖樹の衰弱。
慌てた王太子は彼女を呼び戻そうとするが、
「私は預言者ではありません。皆様が話を聞かなかっただけです」
もちろん、今さら戻るつもりはない。
これは問題を起こした女の話ではなく、ずっと前から問題に気付いていた女の話。
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