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個人的ラノベ論  作者: 津田ナオキ
ラノベの文としての話
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2/4

やっぱ認知的共感しか勝たん

これは単なるキャラ創作論です。

これしたらキャラ生きるよねっていう持論だけど、説得力はあると思います。そやって20年生きてきたんで。

 なんかずっと考えてたら、そら認知的共感あるよなって思ったから。ダラダラと喋る。ちなみにこれに認知的共感なんかしてたら、は? ってなる。


 感情的共感ってその人が生きてるから、意味ある気がする。だってもし、創作において感情的共感が万能だったら「このキャラは、悲しいです」って言えば、何の説明もいらずに、ほな悲しいかってなる。

 結構そんなわけない。そんな適当じゃ、キャラはよい、文字かいね? 違うだろ? 自分の中では生きているやろ? それを私たちが文にするんやんってなる。あ、ここはゴリゴリ主観です。


 そのためには、まず共感できるベースを丁寧に作らないといけない。

 親が死んだ、うん、確かに効果的な要素だけどもっと、ほしい。最低3つくらい装備してて欲しい。てか、親が死んだとかその辺ってもう万能カードだから、あんま自分は好きじゃない。個性ないもん。


 思いもよらない、例えば、「こんにゃくが灰色だから僕は悲しい」とか言ってみたら、おぉ、こいつオモロってなる。で、その土台がしっかりしてたらもっとおもろい、たとえば、「灰色は命の色じゃない」とかね。その理由が吹っ飛んでてもいい「怖い夢を見るときはいつも灰色だから」これ以上吹っ飛んでるのは、ベッドの上では出てこなかった。


 でこうやって、丁寧に読者が共感してくれるような土台を作っていく中でキャラクターが生きてくる。


 ま、それがむずいんやけどね。これしたらこういう感情になり、あれしたらああいう感情になる、みたいなのを無限に考えてたら、すげぇ腹減るし。

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