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ただの人形が天才魔術師になるまで  作者: 戸崎猫男
第4章:武道大会編〜ただの人形が国を支配するまで〜
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夏休み特別EX『君と見たあの夜空』最終話 end of the world/世界の終焉

「最終奥義『創世記ゲネシス』!」


ルナの言葉と共に、世界は眠りに落ちる。

そして歴史はゼロに戻される――――。



































「――――――――はッ!!」


とある部屋で一人の女の目が覚める。

ルナ・フェイルスだ。


そしてルナの隣にいるのが――――


「わっ!

ちょっとルナいきなり起きないでくれる?

びっくりしたんだけど!!」

「リグ!なんでリグがいるの!?

創世記ゲネシスの発動が失敗したの!?

刺客はどこ!?死の天使オラース・ヴェルネの討伐は!?」

「どうしたのルナ?刺客とか死の天使オラース・ヴェルネの討伐って何のこと?」

「――――え。もしかして今までのは全部夢?

夢オチってやつ?」

「はぁ。いつまでも訳のわからないこと言ってないで早く朝ご飯食べようよ」

「やっぱり。夢オチだったんだ――――。

よかったー!!」



「それでデジルア教皇。あなたのスキルである《永遠之夢エイエンノユメ》をあの逸材と言われる英雄級冒険者のルナに発動させたのですよね?」

「ああ。大成功だよ。まず最初の夢は刺客に襲われる夢。二つ目は夢オチだと思いながら寿命を迎える夢。三つ目は魔竜と神竜に殺される夢。ここまで来たら流石にルナ自身も気づくだろう。

終わらない永遠の夢に入ってしまったことに」


デジルア教皇。彼は安危教の教皇の一人、『無慈悲』の教皇デジルアである。

安危教の教皇は全部で八人。


彼はその一人なのである。


「なんだかルナが可哀想ですね」

「私は全くそんな気はしないぞ。

彼女の最終奥義は危険すぎる。そのためには止むを得ない行為だったのだ」

「相変わらず無慈悲ですねー」


デジルアの無慈悲さはこのように称賛されるほどである。


「彼女は夢の中で永遠に過ごす。

たとえ死んでもそれは夢の中。

また夢の中で目覚める。

終わりなど存在しないのだ」

「でもこの現実世界だと今ルナは昏睡状態になっているんですよね?」

「昏睡状態なんて甘ったるいものじゃないさ。

もうすでにルナはずっと寝ていて何も食べていないから死んでいるよ」

「え。だったら本当の意味でルナは永遠に起きないじゃん」

「それが永遠だからな。

――――ふふふふっ。ハハハハハハハッ!!」

















                最終話 end of the world/世界の終焉






















最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

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