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T・F・U物語  作者: 狼眼


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62/67

パチンコは、適度に楽しむ遊びです。

ラーメン屋から帰ると、そのまま工藤さんの部屋で格闘ゲーム大会が開催された。

ゲーセンで社長にやられまくった事で、工藤さんの闘志に火が着いたのだった。


「社長、今日はこれ!吸血鬼!これやろう!!」

「カクコンのゲームな・・。また、古いやつ・・・。俺が小学生の時にやってたやつだぜ?」

「最近はダウンロードコンテンツでレトロゲーが熱いんさ。」

「はぁ~。懐かしいな・・・。よし、操作方法は覚えてるかな?」


工藤さんは、ダウンロードしていたゲームを起動すると、専用のアケコン、アーケードと同じようなコントローラーを準備し、テーブルの上に置いた。


「アケコンまで・・。結構高かったでしょ?」

「俺のバイト代の10%くらいさ。大したこっちゃねぇ。」

「工藤さん、バイトしてましたっけ?」

「大学の教授の手伝い。今回は深夜までかかる実験だったから、小遣いくれたんだ。単位も取れてラッキーだったな。」

「教授の手伝い・・・何すれば、小遣いなんて・・・。」

「・・・ん?まぁ、いろいろあんだよ。」


PCモニターの前を入れ代わり立ち代わり、明け方まで格闘ゲーム大会が続いた・・・。

ちなみに俺は、チェーンコンボなるものの意味が分からず、1ラウンドも取れなかった。




「さ、帰るか!」


社長の言葉に目を覚ました俺は、工藤さんの部屋の片隅で背筋を伸ばした。


「尻が痛い・・。」

「何だ?帰るのか?・・・今日は、駅前のパチンコ店の新台入れ替えだぜ?」

「マジっすか!・・・山岸、どうする?」

「俺は行くよ?行かねえの?」

「舛添さんは?」

「俺は、寝る。レポートもあるし。」

「社長は?」

「俺は、ギャンブルはしないんだ。部屋で寝てるよ。」

「海老名・・・あれ?蛯名は?」

「ジャコが寝てる間に帰ったわ。今日、1限があるらしい。」


あれ?俺も授業があったような・・・。まぁ、良いか。


「なら、俺と、山岸と工藤さんの3人って事っすね?」

「お~、お休み・・・。」


工藤さん、寝てないはずなのに・・・タフだな・・・。



車持ちがいない為、俺たちは自転車とスクーターでパチンコ店に向かう事にした。

まだ8時前だというのに、パチンコ店には複数の車が止まっている。


今日のオープンは10時らしいので、先に駅前の丼物屋で朝定食を食べて腹と気力を満たす。

パチンコ店の玄関先で時間を潰し・・・時間だ!


「いざ!勝負!!!!」



朝一の球の動きは悪くない。しっかりと回転数を稼いでいる。

100回転・・・・。ま、そんなに早くは当たらんさ。


200回転・・・。周りの人たちがぽつぽつと当たりだす。ん、まぁ、そんなもんか。


350回転・・・・・。何故だ!何故でない!!!

既にそこそこの金額が、機械の中に吸い込まれている。


・・・まずい。350回も回って、スーパーリーチが5回しか来ていない。

移動するか?・・・いや、席を立った瞬間に誰かが当ててしまいそうだ。・・・立ち上がれない・・・。

しかし・・・。


!380回転目!!


けたたましい電子音と共に、ハンドルが震えている・・・!これは当たる!!


長~いリーチが終わると、あっさりと当たりを引いた。


【6・6・6】

ドギャン!!!


・・・悪魔の様な数字だな・・・。


基本的に、パチンコは、奇数当たりが来ると、連続で当たったり、球が多く出たりする。

しかし・・・偶数は、1回の大当たりで終了してしまう事が多いのだ。

・・・0,ではない・・・。まだ、復活のチャンスはある!!!

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