ようやく
ザシュ!
また1匹ホーンラビットを倒した。今日でホーンラビットを狩り続けて3日目なのだが、いったいこの苦行が何時まで続くのだろうか……
レベルが上がって武器のレベルも上がっているから、先制攻撃の1撃で倒せているから戦闘自体は楽なのだが、いい加減飽きてきた。
ザシュ!
また1匹倒した。畑を耕すのと一緒で作業だなこれは。
ザシュ!
ストレージ内のホーンラビット肉の数がとんでもないことなってきたのだが、と言うか500個を超えてるって何だよ(汗)
当分、肉には困らないんだろうな……(遠い目)
ザシュ!
「そこの冒険者殿。」
「えっ!?」
追加で1匹ホーンラビット倒した瞬間、突然黒服を着た執事みたいな人物に声を掛けられた。
今の今まで周りには誰も居なかったハズなのに、何処から来たんだ!?
「そのホーンラビットを狩る腕を見込んで依頼をしたいのだが。」
「えっと?」
俺が混乱していると、突然クエストの画面が現れた
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特殊クエスト:ホーンラビットの生け捕り
ホーンラビットを1匹生け捕りにして納める
報酬:銅貨1枚
経験値:0EXP
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どうやら例のクエストが発生したらしい。ここまでくるのに長かったぜ……
『この依頼を受けますか? はい/いいえ』
もちろん「はい」だ! おれは依頼を受けた。
「では、ホーンラビットを生け捕りにしたら、こちらの屋敷まで持ってきてください。」
執事はそれだけを言うと黙ってしまった。
えっ? それだけ? エクスから聞いたから知ってるけど場所は教えなくても良いの?
そんな疑問を思っていたら、突然画面に◆のマークが現れた。視点を変えると◆も動くことから何かを指しているのかもしれない。
「これは……町の方角を指している……ってことは例の屋敷を指しているのか?」
とりあえずホーンラビットを生け捕りにして、その場所まで行ってみれば分かることだろう。
「確か倒せば良いんだよな? っとその前に。」
一応確認の意味も踏まえて執事へ問いかけてみることにした。
「えっと、納める屋敷の場所って何処になるんですか?」
「では、ホーンラビットを生け捕りにしたら、こちらの屋敷まで持ってきてください。」
「・・・・」
うん、知ってた。
俺はこの場を離れてホーンラビットを探しに行くのだった。
「居た!」
幸いなことにホーンラビットはすぐに見つけることが出来た。
ザシュ!
サクッっと倒すと、ストレージに「ホーンラビット(生け捕り)」が追加されたので、これを持って行けば良いのだろう。
俺は屋敷を目指して歩き出した。




