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ようやく


ザシュ!



また1匹ホーンラビットを倒した。今日でホーンラビットを狩り続けて3日目なのだが、いったいこの苦行が何時まで続くのだろうか……

レベルが上がって武器のレベルも上がっているから、先制攻撃の1撃で倒せているから戦闘自体は楽なのだが、いい加減飽きてきた。



ザシュ!



また1匹倒した。畑を耕すのと一緒で作業だなこれは。



ザシュ!



ストレージ内のホーンラビット肉の数がとんでもないことなってきたのだが、と言うか500個を超えてるって何だよ(汗)

当分、肉には困らないんだろうな……(遠い目)



ザシュ!



「そこの冒険者殿。」


「えっ!?」



追加で1匹ホーンラビット倒した瞬間、突然黒服を着た執事みたいな人物に声を掛けられた。

今の今まで周りには誰も居なかったハズなのに、何処から来たんだ!?



「そのホーンラビットを狩る腕を見込んで依頼をしたいのだが。」


「えっと?」



俺が混乱していると、突然クエストの画面が現れた



******************************

特殊クエスト:ホーンラビットの生け捕り

ホーンラビットを1匹生け捕りにして納める

報酬:銅貨1枚

経験値:0EXP

******************************



どうやら例のクエストが発生したらしい。ここまでくるのに長かったぜ……



『この依頼を受けますか? はい/いいえ』



もちろん「はい」だ! おれは依頼を受けた。



「では、ホーンラビットを生け捕りにしたら、こちらの屋敷まで持ってきてください。」



執事はそれだけを言うと黙ってしまった。

えっ? それだけ? エクスから聞いたから知ってるけど場所は教えなくても良いの?

そんな疑問を思っていたら、突然画面に◆のマークが現れた。視点を変えると◆も動くことから何かを指しているのかもしれない。



「これは……町の方角を指している……ってことは例の屋敷を指しているのか?」



とりあえずホーンラビットを生け捕りにして、その場所まで行ってみれば分かることだろう。



「確か倒せば良いんだよな? っとその前に。」



一応確認の意味も踏まえて執事へ問いかけてみることにした。



「えっと、納める屋敷の場所って何処になるんですか?」


「では、ホーンラビットを生け捕りにしたら、こちらの屋敷まで持ってきてください。」


「・・・・」



うん、知ってた。

俺はこの場を離れてホーンラビットを探しに行くのだった。



「居た!」



幸いなことにホーンラビットはすぐに見つけることが出来た。



ザシュ!



サクッっと倒すと、ストレージに「ホーンラビット(生け捕り)」が追加されたので、これを持って行けば良いのだろう。

俺は屋敷を目指して歩き出した。


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