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041 潜入


「おっと、忘れるところだった。」



屋敷へと向かう最中、エクスへメッセをいれることにした。



******************************

ケイン『ようやくホーンラビットの依頼を受けられたんだが。』

******************************



メッセを送ると、すぐさまエクスからの回答が来た。



******************************

エクス『ようやくか。待ちくたびれたぜ。』

ケイン『そうは言ってもな。これでも頑張ったんだぞ。』

エクス『まぁ、実際1000匹は多いよな。お疲れさん。』

ケイン『まぁな。ホント疲れたよ。』

エクス『それで、今から例の屋敷に向かうのか?』

ケイン『そのつもりだったから声を掛けたんだけどね。』

エクス『よし、俺もそっちに向かうぞ。』

ケイン『了解。じゃあ向こうで会おう。』

エクス『おう。』

******************************



メッセを閉じた俺は、◆を示す屋敷を目指して移動するのだった。



・・・・



屋敷に到着すると、そこにはエクスとましろさんが居た。



「あれ? ましろさんも来たの? 久しぶりだね。」


「なによ、来ちゃ悪いの?」


「いえ、そんなつもりで言った訳じゃ無いんだけどね。」


「まあ良いわ。私も例のクエストには興味が有ったからね。後はケインの独り占めが羨ましかったから邪魔をしにね。」


「帰れ!」


「冗談よ。」


「・・・・」


「まぁまぁ、ましろも冗談はそのくらいにして、ケインもそろそろイベント進めようぜ。」


「……そうだな。」



とは言っても話しかける人は居ないし、どうすれば良いんだろうか。とりあえず◆アイコンは門を差しているので触れてみることにした。



ギギギギッ……



怪しい音がすると同時に門が開いたのだった。



「えっと、通っても良いのかな?」


「良いも何も行くしかないけどな。」


「そうそう、ほらケイン、頑張れ~」



そう言ってケインとましろさんはニヤニヤと笑うのだった。



「他人事だと思って……行けば良いんだろ、行けば!」



俺が門の中に入ると、後ろでエクスとましろさんの会話がが聞こえてきた。



「あーやっぱりクエスト対象者以外は入れないっぽいな。」


「みたいね。例の禁止区域の扱いと一緒っぽいよね。」



なるほど、どうやらクエストを受注している俺以外は入れないみたいだ。

ふと、手を出されないのであれば、ここで挑発をしても……いや、後が怖いので止めておこう。


さて、気を取り直して敷地内を確認してみると、例の血痕が屋敷の中に続いているのが見えた。

どうせクエストの報告するのにそっちに行かなければならないことだし、そのまま血痕を追いかけることにした。

血痕はある窓まで続いていたので、そこから中を覗いてみることにした。



「こ、これは……」



なんと部屋の中に雲が有った。……いや、よくよく見ると雲では無くて動物の毛か?



「……ホーンラビット?」



どうやら数十匹のホーンラビットが部屋の中に居たのだった。


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