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胎海  作者: 諏訪絢斗
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四日目

私は夢を見た。

少しずつ大きくなっていっているのが分かる。

身体は動かず、ただ身体を丸めている。

ぬくもりを感じる。

私は望まれているのだと理解した。

その望みが何なのかは分かるはずもないが…。

新たな命の芽吹きを感じた。

この真っ暗な水のなかで。


私は目が覚めた。

確実に大きくなっていく、"その時"が近づいてきているのが分かる。

いつも同じような仕事という退屈な日々に大きな色づきを感じていた。 

私は目覚めが楽しみだ。

私は眠りが楽しみだ。

私は夢が楽しみだ。

仕事を終え、風呂にはいる時、湯船に顔をつけてぶくぶくとやってみた。

これは違う。

あの場所だから私は感動したのだ。

支度を終えていざ寝るぞと決めた時、いつもの眠気がやってくる。

いつもの日課であるテレビを観ている暇などなかった。

私にはこちらのほうが重要だ。

私は眠りについた。

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