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生徒会からの頼み事

「んじゃ、お前のことも知れたし、そろそろ本題に入るとすっか」

 唐突に瓢介の口から出たその言葉に、私達は全員ズッコケた。


「まだだったの!?」


「たりめーだ。わざわざ礼言うためだけに呼び出すほど、俺らは暇じゃねぇよ」


「じゃあ、どうして?」

 カスミンがそう聞くと、瓢介は本題について語り始めた。


 瓢介が私達を呼んだ本当の理由。それは、メデュシアナの悩みを解決してほしいからだった。

 これがまた、相当厄介で危険な悩みらしく、解決しようとした瓢介や恵比須、ユリウスも、そのせいで実害を被ったらしい。

 もちろん、私達に全部丸投げするわけではなく、サポート兼責任者として、ユリウスとソフィーが協力してくれる。


「本当なら俺がやるべきことなんだろうが、こっちはまだ仕事が残ってるし、何より面倒くせぇ。つーわけで、そっちでなんとか頼むわ」


「わかりました。メデュシアナさんもそれでいいですか?」

 アインの問いに、メデュシアナは小さく頷いた。


「じゃ、後よっろしくー」

 そう言う瓢介に見送られる形で、私達はメデュシアナとユリウスとソフィーと一緒に、生徒会室から出た。




「あの……先輩方。こんなことで、お手を煩わせてしまって申し訳ありません。その……色々とご迷惑をおかけするかもしれませんが、よろしくお願いします」

 生徒会室を出てすぐ、メデュシアナはそう言って、頭を下げた。


「うん。よろしくねメデュシアナ。さて、と……で、これからどうする? 何かしらの被害が出るんなら、廊下や教室じゃ流石にマズいでしょ」


「そうですね……」

 そう言い、みんなで考えていると、千尋が保健室に行くことを提案した。確かに何かあったら迅速に治療できるあそこは、うってつけの場所かもしんない。私達は千尋の案を採用し、保健室に向かうことにした。

 ただ、1つ気になんのは、メデュシアナのことについて、千尋がなんか知ってそうなのに、何にも言わないこと。それがどうにもひっかかる…………

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