保健医はサキュバス
講堂に着いた私達は、新しく赴任してきたその先生を見て、言葉を失った。
そこにいたのは、白衣こそ着てるものの、露出度の高い服を身に纏い、フェロモン全開で立っている16歳ぐらいの巨乳女……どっからどう見ても、さっきの噂そのまんまの人じゃんっ! てか、あんなこと言ってた私の立場はどうなんのよ……
そんな私達と狂喜している男共を前にして、龍じぃは咳払いをしてから、話し始めた。
「あー、皆、静粛に。もう知っとる者もおるようじゃが、今日から養護教諭と保健医として我が校に赴任することになった田中千尋先生じゃ。では、先生」
「はい。ご紹介にあずかりました田中千尋です。具合が悪くなったり、ケガをしたりしたら、いつでも保健室にいる私を訪ねに来てね。特に、男子は熱烈歓迎するよ♡」
千尋と名乗るその先生がそう挨拶すると、男子達は興奮の雄叫びを上げた。それを見て私も女子と一緒に軽く引いてたけど、名前を聞いて色々と合点がいった。
世界を股にかけて男の性欲を満たす旅を続けている痴女であり、自称この世のサキュバス・田中千尋。
年齢も種族も非公開だけど、相手をした男の数だけで1国の人口に相当すると言われている伝説のヤリ〇ン。
話には聞いてたけど、まさかその淫乱女が、うちの学校に来るなんて……
そう思ってると、隣からため息が聞こえてきた。ミュミュだ。
「ん? どったの? ミュミュ」
「あたし……学校のアイドルだったのに、一瞬で人気全部持ってかれた…………はぁ……」
あぁ、わかるよミュミュ。その気持ち。さぞ無念だろうね。かと言って、かける言葉も無いし……
そう思いつつも慰めていると、千尋さんが私の方を見てウインクしてきた。
(気のせいかな? あんな淫乱先生と面識なんかないし)
そう思いたかったけど、千尋さんはそんな私を見て、意味深な笑みを浮かべている。
とうとう登場しました。歩く18禁・田中千尋。
彼女は今後の僕の作品に度々登場することになるであろう言わばレギュラーメンバーですが、彼女が出るだけで、年齢制限がかかるのが難点です。




