引きこもりなりのスマホ復讐劇
彼女は相変わらず引きこもっていた。そして復讐を続けていた。
「さて、今日は……」
ネット上に拡散された第二王子の公爵殺しは有名になっていた。そんな中、彼女は更に動く。第二王子を罪に問う為の署名をネット上で集め始めたのだ。
王城にて、使用人が第二王子の元へ走っていた。
「第二王子!これを!」
「なんだ、これ……」
それはアンソーネが始めた第二王子を罪に問う為の署名運動がされていることだった。
「ふざけるな!こんな事が許されるわけが無い!!訴える!」
「しかし、我々にはこの機械を操る術がありません!」
「ええいっ!黙れ!黙れ!!こんなもの!!」
ハクトは使用人のスマホを地面に投げ捨てて踏みつけた。
「ああっ……」
「国中のスマホを全て回収しろ!それで事足りる!!」
「はっ!」
こうしてスマホ狩令が発布された。これで騒動は収まる。第二王子ハクトはそう思っていた。しかしである。
「王子!スマホ狩令反対運動が始まりました!!一部の参加者は暴徒とかし、ただいま鎮圧に手間どっております!」
「…………あのアカウントが誰なのか突き止められないのか?」
「……はい。」
「この無能がっ!!処刑だ!!」
気がつくとこの頃のハクトは追い詰められ、いつの間にかアンソーネのようになっていた。そうして何人もが処刑される。そして、ついに国民は第二王子の皇籍剥奪を望む声が大きくなっていた。
「全く、どうして俺がこんな目に!それもこれもあのアカウントのせいだ!一体誰が…………」
ハクトはついに思いつく。そうだ。あの女以外にいない。これほどのスマホ技術を持つのはあの女だけだと。そして自分を恨んでいるものあの女だと。
「ははははははっ!」
「第二王子?」
使用人は狂ったように笑うハクトに少し引いていた。
「あの女を、アンソーネ・レンブランを処刑しろ!!」
そうして兵士達と共にハクトはアンソーネの元へと向かう。しかしそこは既にもぬけの殻だったのだ。
「くっ!ふざけるな!ふざけるな!!」
ハクトは兵士達に当たり散らした。ハクトは兵士を使ってアンソーネを探していた。夜になる。ハクトは酒に入り浸っていた。
「誰か!誰かいないか!?」
「はい。」
「酒が切れ……」
ハクトは言葉を失った。そこにいたのはとても美しい使用人だったからだ。
「すぐにお持ちし……きゃ?!」
「お前、俺の女にならないか?」
酒に酔っていたハクトはそう言ってその女性を引き寄せた。
「お戯れを……私は使用人の身ですゆえ……」
「いいだろ?この俺命令だ。少しだけ……」
そうしてその手が女性の太ももを撫でる。
「きゃっ!?」
「さあ、楽しませろ。」
そう言ってベッドへとその女を連れていった。




