13話 英雄
登場人物
虎
無敵我原
村長
英雄
ジャダンとの稽古が終わりひと段落ついた
2人だが、次はエンドの行動をとめることに戻る。
次に向かうとする時代は縄文時代だ。昔の地球と言われ想像する人も多いだろう。
ここは猿人よりもはるかに進化している。
そのためエンドはこれまでより大きく行動すること
であろう。
再び2人はタイムマシンに乗り、縄文時代へ向かった。
ーーーーーーーーーー縄文時代ーーーーーーーーーー
猿人がいた頃とは大違いだ。
小さなムラができており、人々が固まって生活をしている。以前ほど彼らの気性も荒くなく、チームワークの取れた生活をしているように見えた。
すると石を叩くような音と共に村人たちはムラの
中心に集まり始めた。
そこには1人の男が立っており、他の村人をそれを称えるかのように周りに集まる。
彼がこの村長か何かなのであろう。だが
何か村長から少し焦りのようなものが見えた。
すると村長が話し出した。
村長「2つ隣のムラで精霊を雇ったようなものがおる。そいつは雷や風を操り、夜に人を襲う。
ここ最近、このムラの近くの小さなムラが
次々と消えておる。神様のお怒りかもしれぬ。
このムラが襲われるのも近いだろう。今のうちに別の方向に逃げよう」
虎は昔の人々だからただの迷信だと思いあまり信じていなかった。信じるはずもない。
だが途中で「神様のお怒り」という言葉が聞こえた。
もしかしたらエンドの仕業なのかもしれない。
無敵我原はそのことが気になり、村長の話の続きを聞くことにした。
村長「我々には到底太刀打ちできないような奴だ。素直に現実を認めるしかないのかもしれない。
あぁ...この時代に英雄がいないならば...」
ここで無敵我原はとあることを思い出す。
日本史研究室の書物の中にはこのようなものが書いてあった。
「かの時の英雄、危のことにあらわれんとす」
誰かが危機の時、その時代の英雄がピンチを助けてくれるとかかれている。
その英雄は各時代に1人ずついるとされており、
水、火、風、光などの特定の技が使え、戦力も
並大抵なものではないと言われている。
そうとする間にムラの集会は終わった。日も沈んで行き、村人たちは避難をする準備をしている。
夜にムラを襲撃する者だから、今夜は自分たちのムラが襲撃されるという村長の話を信じる
だが普通の夜とはちがう。異様に夕方から暗くなるのが早すぎるし太陽もまだ見えている。
2人はこの状況で確信した。もう例の精霊を雇った者はすぐ近くにいる。
するとムラの家の1つが一瞬にして壊れるところ
を見た。
虎「おいまじかよ」
無敵我原「今なにかいたか?」
家が崩れる瞬間は見ていたが、その近くには誰もいなかったように見える。
次は逃げ遅れた村人が急に飛び上がり
手足をバラバラに切り刻まれてしまった。
だがやはり、全く姿が見えない。
果たして何が起きているのか...




