7 イカれたセラフィーナを紹介するぜ!
悲しいことにセラフィーナは男じゃないです、いや、今から変えても遅くないか?
>>>セラフィーナ・ドゥ・ソレイユ 1967年2月13日
炎国イルメナス、暴君は倒れ、開放された今、国民はやっと黎明を向かえる、こんな感じでどうだろう。
いや大丈夫だ、ボクなら思ったままに話すだけで大丈夫さ。
「、、、先代火の王、暴君は倒され、イルメナスはついに黎明を向かえた!私、セラフィーナが革命の功労者である君たちに輝く明日を約束しよう!、、、」
人生は大きなステージだ、
今の私は圧政から市民を解放した革命の王、その役割を演じればいいのさ、演じていればまるで本当にそのキャラになったかのように、こうやってスラスラと次の台詞が出てくる。
それに国民の生活を良くする、嘘っぱちでも無い、私はいつだってイルメナスを強くするために動いてる。
世界には奪う側と奪われる側があると思う、奪われる側になりたくないなら常に奪う側になるといい。
実際先代は奪われる側だっただけの話、栄光は必ず何かの上で成り立ってる、かつてあの廃都市を作った天帝は圧倒的な力で他の国家を従属させ全ての他国を礎に自国の栄光を築いた。
でも全ての国に対し奪う側を維持したあの天帝はもう居ない、ボク、いや私は天帝さえも礎にして前へ進む、暴君に支配されていたイルメナスが再び栄光を取り戻すために!
???「王様、」
「シャロン 開けてあげて」
クロエ「悪魔狩りですが、あの貴族、、なんつったっけあいつの名前、、スケベみたいな名前、、が勝手に見せしめイベントみたいなん始めてんけど放っておいてもいいですか?」
クロエは最初に会った時に口説いてこようとしたりとかなり適当な態度を取ってくるけど仕事だけは確実にやる。
「放っておいていいわ、私はあなたの手腕を信じてる、貴族ごとき脅威にはなり得ないわ」
ボクとしちゃ思う存分、残虐に狡猾にその見せしめイベントとやらをやってもらいたい、こっちが関与しなければ独断で勝手にやったとして切れる上敵への牽制まで出来る。
ノーリスク、リターンのみ、自ら捨て駒になるなんてね、名誉ある国民だね。
そもそも悪魔狩りも、裏で根回しは沢山やったけどボクは表で一言も悪魔を狩れなんて言ってないのさ、そこに気づけず裏で行われていることだけ見て王の意向が自分についてると思ってるのか。表しか見えない世間はボクは悪魔狩りを促進してないと言われても納得するしかないのさ。
でも面白いわ、先代の敗者が貴族の搾取社会の中で国民の鬱憤を晴らすために作った悪魔狩りなんて馬鹿みたいなものもこうしてイルメナスの役に立ってるわけさ。
結局、貴族って生き物はいつの時代もボクに奪われるだけ、足を伸ばせばいつだって手頃な踏み台としてそこにある。“我が身をもって国に尽くす者”、ああ、なんて滑稽!
廃都市を手に入れればあそこの技術の全てを得られる、いかに早くそれを得るかが大事、地帝や聖帝じゃない、あっち側に立つのは、私よ。
>>>差出人不明の手紙
「我が身をもって国に尽くす者よ、
自らの手で悪魔を狩り、この国を徹底的に浄化するその崇高な理念、実に尊敬に値する。
そんな君を見込んでだ、君の手で崇高に助力するつもりはないかい?
民の怒りは言葉では燃えぬ。灰となった家と涙で初めて燃えるものだ。民の血肉をもって民の怒りに火をつけよう。悪魔の名前はもう決めてある、“ヴェンデッタ”だ。
“ヴェンデッタ”は必ずや悪魔どもへの悪意を募らせるだろう。」
???「という内容の手紙が来てな」
???「“ヴェンデッタ”、つまり“復讐”か?あの方のセンスが輝いてる、いかにも廃都市の悪魔共が考えそうな低俗な名前!」
???「その計画はお前に任せよう、お前がワシの私設の軍を率いて実行するんだ」
?「俺が?一昨日会ったばかりの人間を信用するのですか?」
???「一昨日お前はワシをワイバーンから救い、この2日だけで35もの悪魔をとっ捕まえてきた、ワシの私設の軍の人数と同じだけの人数だ、あいつらはそれだけの悪魔を捕まえてきたか?35人全員が1匹ずつ連れてくるだけで足りるのだぞ?それに比べてお前は2日で35匹だ、お前はワシがそんな人間が信用出来ないとでも言いたいのか?」
?「分かりました、スケベンド公爵」
公爵「はははっ、それではお前が今日連れてきた廃都市の悪魔共5匹、公開処刑も飽きた、せっかくなんだこの施設を使おうじゃないか、この広い地下施設、このために作ったに等しい」
?「あれのいる空間に放り込むと?」
公爵「ああそうだ、あれは人型だがもう人じゃない、ここから見りゃ小さく見えるかもだが5m程ある!」
拘束された人物A「やめてくれ!公爵!俺たちはあんたの、ぐ、、」
?「塞いでおきました」
公爵「ああありがとう、耳が汚れる、さぁ、放り込め」
拘束された人物B「や、やめろ!俺たちはあ、、じゃ、、」
公爵「頑張れ、悪魔共、」
公爵「はっはっは、一溜りもないな、壁のシミになっちまったじゃないか、あれがお前の連れてきた悪魔たちだ、あのシミが!なんならこれを街に放つのもいいかもな!」
公爵「では計画については頼んだぞ、J」
J「了解しました」
大活躍中の公爵ですが、彼の好物はなんとキャビア!、理由は高いからです。ヘアスタイルはちょんまげがないバージョンの江戸時代の武士に似てます!これからも沢山活躍してもらいます!
悪役って難しいです、、




