天の捌き
電車に轢かれ死んだ主人公はその後天で謎の声から話しかけられ…
「…ここは?」
俺は確か電車に轢かれて死んだはず…なんだこの宇宙みたいな空間?
「そこの若者よ、ここは天であるぞ」
どこからか急におじいさんみたいな声が聞こえた。それより天?もっとふんわりしてたの想像してたんだけど…
「ここほんとに天なんですか?」
「あぁそうだ。現にお主、死んでおるではないか」
…あぁ、そういうことか、俺今から地獄行くんだ。天がこんなんなら天国なんておそらくないんだろう。
「あー…すみません、俺なんでここにいるんですか?」
「それはだな、お主は天の捌きを受けるためだ。お主らの地域でいう…閻魔大王がしてるようなことさ」
あ、おわった…俺地獄行くんだ。子ども助けたのに?確かに親孝行はできなかったけどそれだけで地獄なんて普通に嫌だぞ俺。
「あのー、つまり俺って地獄行きですか?」
「何を言うか、お主は1人の子どもを助けた。お主が地獄に行く理由はない」
よかった…俺は安心したが、ふと思う。地獄に行かないならどこ行くんだ?
「えーと、何度もすみません。俺どこに行くんですか?」
少し間が空いた後に、また声が聞こえ始める。
「お主はまだ心残りが多いであろう。だから、お主を別の世界に転生させる」
「は?」
それってつまり…異世界転生!?漫画とかで読んでたけど俺もできるの?!
「ただし、別の世界も楽に生きれるものではない。一つお主に授けてやろう」
授ける?何を?
俺がそう思ってる間になんか声が呪文を唱え始め俺の身体が光っていく。
「おぉ…」
呪文が終わると、俺の身体も少しずつ光を弱めていった。
「さて、お主には何が授けられて…」
声が黙り込んだ。
「…大丈夫ですか?何かありますか?」
「…よく聞け、お主が得たものは、不老の身体だ」
不老?つまり一生老いないってことじゃん!なんだ全然いいじゃんかよ
「なーんだ、全然いいやつじゃないですか」
「…はぁ、お主、不老とは言っても不死と勘違いしているのではないか?不老は歳を重ねても死なないが致命傷を喰らうと普通に死ぬぞ」
「えっ…」
「それだけじゃない。代償として、ひと月に一度大切な記憶を失くしてしまうのだぞ。不老はむしろハズレの方だ」
…嘘だろ?俺、記憶を失くしながら異世界で生活するの?
俺が戸惑ってるのも関係ないように声はため息を吐いた後、俺の転送準備を始める。
「お主には申し訳ないが、まぁ別世界でも頑張ってくれ。物騒な世界だが悪くはないと思うぞ」
「いやちょっ…」
俺が文句の一つや二つを言おうとしたが口を開いた瞬間、視界が光に包まれていった。
前書きと後書きがあまり上手くなくて手抜きなんですよね毎回…この小説の特徴の一つとして、1話が短いっていうのがあると思うんですよ。友達からも読みやすいと言われてたりしてるので1話1話を長くするつもりはないので暇つぶし程度にでも読んでいただけたら幸いです




