プロローグ
踏切で子どもを助けて電車に轢かれ死んだ主人公が、天の捌きによって「不老」の力を得て異世界転生し冒険する戦闘系の物語。
ある夏休み、俺はまさに学校に登校してる最中だった。いつもの通学路、アスファルトが陽の光を溜め、歩いてるだけで暑い。あと踏切を渡って少し歩いたら学校なのに、なぜか遠く感じてしまう。俺は心の中で暑さに文句を言いながら歩いていく。踏切を超え、やっとあと少しで学校だ。そんなことを少し喜んでると、踏切がカンカンと鳴り始める。それと同時にガシャンと音が鳴り振り返ると、小学生くらいの子が乗っている自転車のタイヤが線路の凹み部分に入っており、動けない状態になっていた。子どもは自転車をなんとか戻そうと必死で踏切が閉まるのに気づいていない。周りの大人はそれなりにいる。なのにみんな、助けようとしない。見てるだけで何もしない。
「ちょっとあの子マズくない?」
大人の口から次々と言葉が出てくる。電車が見えるほどまで来ていた。俺は考えるのをやめて荷物を歩道に投げ捨て走り、踏切を強引に通り子どもを自転車から下ろしそのまま電車が来る反対側に押し出す。
「よし…よかっ…」
俺が子どもの安全を目で見たと同時に、強い衝撃が走った。最後に見えたのは、いくつもの赤い光と駆けつけた数人の人だった。
スローライフ系の異世界ものを制作してたんですけどやっぱり戦闘がほしいので切り替えさせていただくことにしました。これからはこちらがメインになっていくので今後もよろしくお願いします




