4/25
4 友達……?!
僕が何時ものように一人でいると、誠くんが話しかけてきた。
「ナア。拓也っていつも一人でいるよな?」
「僕……。友達いないから」
「拓也はさ、何であんなことされてんの?」
「何でかはわからないけど、みんな僕のことキモいって」
「何で黙ってんの?言い返せば良いじゃん」
「そんなことしたら、何されるかわからないよ!」
「俺は、ああいうのは好きじゃないな。イジメるような奴は最低だよ!」
「でも、あんまり僕に関わると誠くんの立場が悪くなるから。僕と関わらない方が良いよ」
「何バカな事言ってんだよ!俺は拓也のこと友達だと思ってるからな!だから、これからは拓也に何かしてきたら、俺が言い返してやるよ!」
「ありがとう。でも、僕のことかばって誠くんまで嫌な事されるのは僕はイヤだ」
「俺は大丈夫!誰に何を言われようが何をされようが大丈夫だよ。俺は黙ってやられないから」
誠くんはそう言って僕の頭に手をおいた。




