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5 休み時間
誠くんはあれから、僕のそばに居てくれた。
それでも僕をイジメてくる奴はいる。
そして、ある日の休み時間。僕はイジメっ子に囲まれていた。
「ナア斉藤。お前さ、安達が来てから調子に乗ってんじゃねぇ?」
「そんなことないよ」
「お前、オレらに逆らったらどうなるかわかってるよな?」
「…………」
「またダンマリかよ、お前さいつもそうだよな。何?黙ってれば何もされないとでも思ってんの?甘いなお前」
そこに、誠くんがきた。
「お前ら何してんだよ!」
「何だよ。安達には関係ないだろ!」
「拓也に何してんだよ!お前らホントヒマだよな?いつもいつもこんなくだらないことしか出来ないわけ?」
「うるせーんだよ!何?安達、お前もやられたいの?」
「バカじゃねぇ?やれるもんならやってみろよ!ただし俺は、拓也みたいに黙ってないからな?」
誠くんがそう言うと、イジメっ子たちはどこかに行ってしまった。
「拓也、大丈夫か?」
「僕は大丈夫だけど、誠くんこそ大丈夫?あんなこと言っちゃって、あいつら何してくるかわかんないよ?」
「大丈夫だよ。あんなヤツらに俺は負けたりしないから、何かしてきたら俺にも考えがある」
なんだか誠くんは、強気だけど。何もなければ良いな。




