20 カミングアウト
誠くんの部屋でゲームをしていたら、あっという間に夜になっていた。
そして僕たちは夕飯を食べてからお風呂に入った。その後、誠くんの部屋に戻りいろんな話しをした。その中で、僕は誠くんから秘密を聞くことになる。
「拓也。俺が何で拓也と付き合ってるのかって、前に聞いてきたよな?」
「ウン」
「俺さ。気がついた時には自分の恋愛対象が男だったんだ。こんなこと言ったら、みんな引くだろ?拓也だってこんなこと聞かされたら、俺のこと気持ち悪いと思うだろ?だから今までごまかしてたんだけどさ、やっぱり拓也にはちゃんと言っとこうと思ってさ。悪い、なんか変な話ししちゃってゴメンな」
「そんな!謝らないでよ!誠くんは何も悪くないでしょ?それに僕だって……
僕、誠くんのこと好きだよ!誠くんが男だってわかってるけど、好きになるのに性別は関係ないでしょ?」
「ありがとうな。拓也にそう言ってもらえると俺も話した甲斐があったよ」
「僕の方こそ、話しを聞けて良かったよ!誠くん話してくれてありがとう!」
「拓也ありがとな。そんな風に言ってくれて、拓也に話せて良かったよ」
「誠くん。僕はこれでも、誠くんの恋人だよ?だから遠慮しないで、これからは何でも言ってよね!」
「そうだな。拓也の言うとおり俺たち恋人同士だもんな、これからはいろいろ相談させてもらうよ」
そう言って誠くんは笑っていた。僕もつられて笑ってしまった!
でも僕は、本当にうれしいと思っていた。誠くんのこと少しわかったような気がした。




