19 誠くんの部屋
なんだか最近アイツらがおとなしい。このままずっと絡んでこなければ良いんだけど。僕がそんなことを考えていると、誠くんから家に誘われた。
「拓也。今度の休みってヒマ?」
「特に用事は無いけど?」
「何も無いならさ、俺ん家に泊まりに来ない?」
「僕はかまわないけど、迷惑じゃない?」
「迷惑なんかじゃないよ、俺から誘ったんだから」
そして僕たちは待ち合わせをした。
「悪い。待たせちゃったか?」
「大丈夫だよ。僕がはやく来ただけだから」
そう言って僕たちは歩きだした。そして誠くんの家に着くと、家には誰もいなかった!
「誠くん。今日って親はいないの?」
「アレっ言わなかったっけ?」
「何?僕なんにも聞いてないけど?」
「俺の親さ、旅行に行ってるんだよ」
「そうなんだ。じゃあ今日って誠くんと二人なの?」
「そういうことになるかな。何で?俺と二人じゃイヤ?」
「そんなことないけど。ちょっとびっくりしただけ」
「なら良いんだけど。じゃあ俺の部屋に行くか!」
僕にそう言って誠くんは、二階に上がっていった。
僕もその後についていく。そして誠くんの部屋に入った。
あんまり物がない。っていうか、これが男の子部屋なんだろうな?僕の部屋の方が多分おかしいんだろうな。




