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リベル・オブ・ゴット  作者: タルタル
地獄を渡り歩く――聖域編
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13/21

閑話 猫 

「ニャー」


猫か。物乞いの目だ。やはり生物たるものこのようなことも厭わないのだろうか。


「可愛い」


ぽつりと零した言葉は、宝石王たちを絶句させていた。


あるものは、ありえない、と。

あるものは、こんな一面があったとは思わなかった、と。


そして、一部の宝石王、特に男性陣に刺さった。

――性別はないが、色濃く男性の特徴があるということだが。


何が刺さったなんて、そんな唇が裂けても言えませんわな。


ははは。


少しばかし時間は遡る。あれはなぜか聖域内なのにも関わらず、猫が生きていたということでまずは目に留まった。そして今がこれである。


………

……

…

「君たちは死んでもらうことにした」


「「「「「「???」」」」」」


「まさ――」


「そうだね、私、僕は神の半身。いや片割れとでも言おうか」


フェアマセトは恐怖し、キュリアスは心酔する。


「あなた様に消されることを、心より感謝しておりますッ!我が神自ら直々に手ほどきされるとは、消されても幸せです!」



フェアマセトが肩が竦み、口からカチカチと歯が鳴る。

身体はガクブルと痙攣する。


二人が対照的である。


「ただ死んでもらうといっても、期間は宇宙が終わる直前だ」

「「「「「「!!!」」」」」」


神の片割れの御身は一拍おいて答えた。


「我にそれまで忠誠を誓ってくれるな」

「「「「「「我が神よ。この身が朽ち果てるまで忠誠を誓います!」」」」」」


――神の片割れとは……?

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