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追放された鑑定士、世界の“バグ”が見えるようになった 〜無能扱いされた俺だけが、この世界のエラーメッセージを読める〜  作者: まままま


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ERROR 16 連携

ガーディアンが踏み込み、一直線にルクスへ迫る。


「来るぞ!」


カインの声。


ヴェルカが割り込み、正面から受け止める。


だが押し切られ、後ろへ滑る。


その隙に腕がルクスへ伸びる。


「ルクス!」


カインが飛び込み、横から弾いて軌道を逸らす。


一撃が空を切る。


ルクスは一歩下がる。


「……助かった」


「まだ来るぞ!」


ガーディアンが止まらず距離を詰める。


無駄のない動きで狙いを変えない。


「こいつ……外さねえ」


「外れない動きをしてる」


ルクスが言う。


ガーディアンがカインへ向きを変え、一直線に踏み込む。


カインは構えたまま一瞬止まり、わざと遅らせて剣を振る。


本来なら当たらない軌道。


だがガーディアンが合わせに来る。


その分だけ遅れる。


「そこだ!」


ルクスの声に、ヴェルカが踏み込み正面から叩きつける。


体勢がわずかに崩れる。


「今の何だ!?」


「当たる動きに調整してる」


ルクスが答える。


「ズラせば崩れる」


カインが息を吐く。


「ならやるだけだな」


ガーディアンが再び三人を狙う。


「ヴェルカ、正面を止めろ」


「任せろ」


踏み込み、正面から押さえ込む。


「カイン、崩せ」


「了解!」


カインが走り、止まり、逆方向へ切り返す。


さらにフェイントを重ねる。


動きが乱れる。


処理が追いつかない。


「いいぞ」


ルクスが踏み出す。


胸元へ手を伸ばす。


触れる。


確かな違和感。


だが位置が浅い。


「……まだだ」


ヴェルカが叫ぶ。


「壊すか!」


「まだだ」


ルクスが止める。


「もう一段ズラす」


カインを見る。


「いけるか」


カインは笑う。


「任せろ」


踏み込み、あえて体勢を崩しながら無理やり振り抜く。


読めない軌道。


ガーディアンの動きが止まる。


処理が詰まる。


一瞬の隙。


ヴェルカが踏み込み、正面から叩きつけて体勢を崩す。


「ルクス!」


「……見えた」


ルクスが踏み込み、さっきより深い位置に手を差し入れる。


今度は外さない。


「ここだ」


触れたまま位置を覚える。


修正はしない。


ただ、核の場所を確定させる。


ガーディアンが体勢を立て直す。


三人を同時に狙う。


「戻るぞ!」


ルクスが下がる。


カインとヴェルカも距離を取る。


息を整える。


「どうだ」


カインが聞く。


ルクスは頷く。


「位置は掴んだ」


ヴェルカが笑う。


「次で壊せるな」


「ああ」


ルクスが前を見る。


「次で終わらせる」

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