【街のペナルティ】
お酒は神楽、四日市のお酒です。
ちょっと、味が濃い癖のつよいお酒です。
酒蔵が一度無くなりかけたという話も聞きます、根強いファンの声で持ち超えたとかなんとか。
つまみは、からしレンコンチップス。
体調不良は続いてるけど、毎年こんな感じになる。
そしてこうなると色々な欲が暴走するので、何とかおとなしくしています。
調子にのって、本格的な風邪になるパターンだけど、コロナが続く限りは抑えます。
免疫力を上げるために、葛根湯やヨーグルトを駆使します。
一ヶ月ほど経過して、大分ゴミが片づけられてきたようだ。
街の様子もよくわかるようになり、街の建物の7割くらいが雑に切り取られたような感じになっている。
これは、NPCのデスペナルティによる財産半分ということの影響だろう。
一軒一軒対応すると大変ということもあり、雑な感じになっているのではと思われる。
パッと見大丈夫に見える家もあるが、家主が死ななかったか、資産価値が半分になっているかのどちらかのようだ。
そして、いよいよ抑えていた激情が津波のごとく沸いていた。
「まったくうるさいのう。
なんじゃ、別にどうしようもないんじゃからいいじゃろ。
この間なんて、そこの子供に石投げられたんじゃがな。」
最初の家は家主が戻ってきたので移動して、ここしばらく住みついていた空き家を囲むように住人が詰めかけている。
「何を言うておるか!
この街の人達はお主のテイムモンスターに殺されて、財産をことごとく喪っておるんじゃぞ!
何とかしてやろうとか思わんのか??」
長老は当然ながら、街の人達の側にまわって文句を言う。
しかし、この一ヶ月街の暴動を抑えることができたのも、この長老の言葉あってのことだったりする。
それに、今どうこうしても意味がないのは誰でもわかる。
それでも、何かを失った人というのは、はけ口が無いとどうしようもなくなるものだ。
「ひゃひゃひゃ、ワシが何をすると?
何をせんといかんのじゃ?
第一、テイムモンスターに殺されたといっておるが、どうせアイテムに埋まっただけじゃろ。
鈍いんじゃよ、危機感もなにもあったもんじゃないのう。」
この台詞に周囲の声は大きくなり、ガラクタジジイたちの声も聞こえなくなる。
一触即発、せめてこのやりどころのない気持ちをぶつけてやろうと、空き家に迫ってくる。
街の機能は殆ど麻痺しており、警察機構てきなものも、現状見込めないので、このままではガラクタジジイは殺されてしまうだろう。
以前なら、呪いが発動して財産半分強制没収など軽く思える酷いことになっていただろうが、今はそういう酷いことも起きない。
「ひゃひゃひゃ、みんな怒っておるのか。
笑えるのう。
ひゃーはっはっはっは!!」
声は怒声で聞こえないけど、思い切り自分らを笑っているのが態度で分かる。
NPCに、感情はあるのだ。
普通に、これはブチ切れる。
「「「「「おおおぉぉぉおぉぉーーーー#”#%$&”!”#」」」」」
堰を切って、街の人がなだれ込む。
「こりゃ! ふぎゅぅ!!」
長老も止めようとするが、すぐに踏まれる。
投石なのか、拳骨なのか、それとも圧力なのか分からないが、ガラクタジジイは死んでしまった。
財産が半分になる。
それは、ガラクタジジイも変わらない。
しかしだ、もし財産を持っていなければどうなる?
ジジイは確か金持ちであったはずだ。
護衛を雇える程の、金持ちだ。
しかし今は実は所持金はゼロになっている。
それなら、借金はないのでは?
システムは借金はないものの、負債はあると判断した。
判断してしまった。
そして、街の人達は勢いにのって聖域の神殿にいき、ジジイをさらにリスキルにリスキルを繰り返してしまった。
街は再び、潰れてしまった…………。
呪いがなくても、ジジイは死んで迷惑かけます。
街の人の具体的な台詞は、入れませんでした。
何か、チープな台詞しか浮かんでこなかったので。




