【ジジイ≒ジジイ】
お酒は前回と同じだけど、やっぱり時間たつと変わるね。
開けたてのが好きかな、けど現状も悪くないです。
つまみはミートボールとおでん玉子でした。
ちょっと足りなかったので、マグロの角煮のちっこい包装しているやつ追加です。
街から出てくる三角の物陰、それは言わずと知れたテイムモンスターのビーズだが、無心に周囲のゴミをぱくつくだけでそれ以外特に動きはない。
ボットでプログラム通りに動いてるだけなので、仕方ないのだが、モンスターが一人でプレイヤーを襲わずにいるといのはちょっと変な感じだろう。
「むむ、あやつがこの街を壊滅させた原因じゃ!」
それを聞いて、NINJAのパーティーが襲いかかろうとするのだが。
「まてい!
あやつを倒すことは更なる悲劇をうむ。
具体的には、あの周囲のゴミは食っているのではなく収納されておるのだ!」
すこし説明不足だが、倒したらまたゴミがあふれ出すということだろう。
実際にそうなるのかは分からないが、可能性は高いといえる。
「それならどうするでござるか?
……拙者の瞳術にてなんとかしてみるのはいかがでござろう?」
それは、瞳術ではなく魔眼なのだが、確かに違いは今一わからない。
「あほう!
あんたの魔眼は、ほとんどレーザーみたいなもんやないか!」
「むむむ、失念してござったよ。」
丁寧にツッコミも入る。
しかし、魔眼といえば操ったりとか不調を起こしたりするもののような気がするが、レーザーとは……流石だ。
「ピュリファイおわったよ。
ん? 何あれ? 確かそう、人を堕落させるとかいうやつじゃなかったっけ?」
堕落させるクッションのことだろうが、モンスターに対してつかったらまた別の意味に聞こえてしまう。
「あやつは放置でよいようじゃぞ。
街に入って、生き残りを助けんとな。」
街にゴミや汚水があふれて街中圧死溺死されたのかとも思えたが、街の外れや地下など、難を逃れているところはあるはずだろう。
家の中から出ることができず、まだ一週間程度しか経過していないので餓死することはないにしても、状況によっては低体温症などで死にかけという事はありそうだ。
「ふむふむ、西の方に5人、北のほうには、15人ほど地下にまとまっておるな。
酒場かのう、地下にワインやら塩漬け肉などあってなんとかなっておっるようじゃな。
ちかくじゃと……なんじゃこいつ??」
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「ここは、本がすくなかったのう。
この食糧庫は、おお、サラミがはいっておる、頂くとするか。」
ビーズが縦横無尽に収納している頃、ガラクタジジイは家探しをしていた。
食料は、消費しないともったないと言って、勝手に食べている。
そういえば、この世界に賞味期限や消費期限はあるのだろうか??
「ん?なんか騒がしくなってきたようじゃの。
おお、なか汚水が綺麗になっておらんか??」
ピュリファイの力がここまで届いているようだ。
「ふむ、誰かきたなら出てみようなの。」
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「「なんじゃ、このじじいは??」」
片や背むし男のごとく背を丸め、手を前に放りだし、地面を探る様に出てきた怪しげなジジイ。
片や、どこぞの二人の部下をかかえた、茶色い頭巾をかぶった背のシャンとしたジジイ。
対照的? なのか? 何かの比喩なのかと思える一シーン。
そして、再び同時に。
「「いやいや、こんなジジイおるわけないわい!!」」
思わず同じ台詞が出てきてしまうのであった。
ジジイとジジイでした。
片方はさほど情報収集をしないですし、片方は街限定の何でも知っているジジイです。
なのでお互いのことは知りません。
ファーストコンタクトですが、反発するのか仲良くするのか、どうなるのが楽しくなるのか考えるかなぁ。




