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ガラクタジジィは今日も拾う  作者: じじぃになりつつあるもの
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【別ゲー】

お酒は前回とおなじ、金曜日じゃなかったのは木曜日に飲みに行ってたので。

木曜日徒歩で帰った時は疲れ切っていて、小説どころではなかった。

久々に焼肉食った、うめーかったです。

ビールも久々だったなぁ。

ここ最近、話題になってきたVRゲーがある。


所謂、ゾンビ退治アクションゲーで、有名なところでバイオでハザードなものとよく似ていたという。


少し違うのは、ロボットアクションが入っているところだろうか。


プレイヤーは結構シンプルだ。


武器を買ったり、奪ったり、盗んだりしてゾンビの軍団に対して退治していく。


ただぞれだけで、ナイフ、斧、刀、剣、重火器各種等々、珍しいところで戦車もあったとう。


……ロボットは?


一応あるのだが、全て搭乗型なのだ。


さて、ここで嫌な予感がする方は中々鋭いと言わざる得ない。


勘の鋭い餓鬼はとは言わない。


餓鬼は鬼だ、と、それは違う、どうでも良い。



「なぁ、そろそろ奴等やりはじめるから、ばらけさせないと!」


サブマシンガンを持った奴に、刀をもったやつが話しかける。


「わかっちゃいるが、いや、だめだパターンが割れてきてる!」


ゾンビが大量にプレイヤーに向かってきている。


市街地戦なのだが、比較的ひらけたところでゾンビの数も多い。


「ああ、銃持ちに対して一人で射線をさえぎってやがる。

 それを繰り返している。

 くそ、って、ああもう仲間を盾にしはじめやがった!!」


ゾンビゲームというは、結構個別で殺到してくるのがパターンとなっている。


例外として知恵のあるような扱いをされている中ボス、大ボスくらすになると、連携するようなことや、連携すら必要ない程の高スペックのがでてきたりするのが常だが、このゲームは違うようだ。


とかく、ゾンビの動きがいやらしいのだ。


助平な意味ではない、嫌がられな意味だ。


最初はぎこちなく動いていて、暫くすると自分の状態にあった動き方をしてくる。


目が無いなら、無いなりに四つん這いになって周囲を手でさぐったり、足がないなら杖になるような物を手に持ったりと、どんどん学習していくのだ。


そして、個々の動きではなく、各自で連携して動き出す。


損傷の激しいゾンビを盾にして接近してきたり、重なって襲ってきたり、呼吸が無いのを良いことに死んだふりして後からおそってきたりと、人の嫌がることを進んで行う、まさにゾンビ軍団と呼ぶべきものになっていた。


「あっちには、いかすな。

 工場があるほうはヤバイ!」


「いやもう無理だろ。

 俺等しか残っていないようだし。」


実は何人かで一斉に開始するゲームで、協力したり足を引っ張ったりできるが、今のところ協力プレイが一般的だ。


遠くで、イグニッションキーが回されたような音が聞こえてくる。


そして対して時間が経過しないうちに、最初の要素であったロボットが、恐ろしく素早い速度で突っ込んできて、アクロバット飛行もかくやという動きを見せて何度も曲芸的な動きを見せる。


「っち、きやがったぁ」


一人散る。


「俺等が乗れればなぁ!!」


二人目も散る。


ゾンビの中には、元ロボットのパイロットだの、元整備士等もいる。


かれらが、ロボット工場に到達するとロボットが起動してプレイヤーを蹂躙しだすのだ。


現在ここを越えた者はいない。


ロボットを奪ったやつはいたらしいが、直線はともかくカーブでどうしようもなくなるという話だ。


所詮人間、血液の流れには逆らえない、ブラックアウトともホワイトアウトともしれない状態になってしまうのだ。


VRもそこまでやれば、もう凶器ではないだろうか?


そしてゲームオーバーとなってしまうのだが、人気は衰えない。


それどころか、ますます熱気は暑くなる、暑苦しいほどに。


「今回のパターンは、今まで通りだったな。

 初見殺しはなかったが、仲間に恵まれん。」


「いや、仲間じゃなくて補給兼盾でしょ。

 相手とある程度おなじ考えで行動しないと、残れんよ。」


二人は近い処でやっていたのか、反省会がはじまったようだ。


そして、熱狂するのもこのパターンにある。


とにかくほんとうに、人が嫌がる事を積み重ねてくれるのだ。


ゾンビの動作最適化、ゾンビの集団戦闘、ゾンビの騙し打ち、ゾンビの身体性能を使ったごり押し、ゾンビならではの無茶なロボット操作。


最初からスタートする度に、学習はリセットされるらしいので最初はマシなのだが、恐ろしい勢いで学習していく。


まるで一つの生き物のようで、恐ろしさと同時にそれらに対することを対するのが楽しいらしい。


言ってみるなら、コンピューターチェスや将棋を駒としてVR体験しているようなことに近いのかもしれない。


それと、今はまだ解放されていないが、学習蓄積のコースもあるそうだ。


このゾンビゲー、今一番あついゲームと言われている。


この学習結果は、誰も知らないところにこれからフィードバックされようとしていた。

別ゲーの話になりました。

二人のプレイヤーは適当です。

ゾンビが軍事行動で迫ってきたり、音速機駆って襲ってきたら面白いだろうなーとか思ってたらこうなった。

次回は元のゲーム世界に戻ります。

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